人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

『幸せも不幸も決めるのは貴方次第なのよ?』という言葉の持つ怪しさ

今の自分は幸せなのか?それとも不幸なのか?考えれば考えるほどわけがわからなくなってきた。

主観的にはめちゃくちゃ不幸な感じがしているが、客観的には別にとりたてて不幸なことが次々と襲い掛かってきてるわけではなくいわゆる世間的な意味での「不幸な人」ではないと思う。

こうした人が誰かに悩みを相談して「俺って凄い不幸だよ」みたいな話をすると多分相談相手からは

『幸せも不幸も決めるのは貴方次第なのよ?』

という定型文句が返ってきてがっかりすることだろう。

確かに幸せも不幸も決めるのは自分自身である。

それは確かに論理的に間違いは無いと思う。幸せだと思えば幸せだし、不幸だと思えば不幸な気がしてくるというのもその通りかもしれない。

しかし、なんかこの言葉、納得できないと言うか腑に落ちないという感じがする。

幸せも不幸も決めるのは自分だが、その自分を作ったのは誰なのか?

自分は好きで自分に生まれてきたわけではない。

明るく前向きに生きることが得意な人もいれば常にネガティブに考えてしまかったり、やる気がでなくて無気力な性格だったりする人もいる。

世の中には生まれつき幸せになりやすい人も幸せになりにくい人もいる。

それらを全く考えずに『幸せも不幸も決めるのは貴方次第なのよ?」と言われてすべて自己責任論で済まされてしまうのはどう考えても納得できないのだ。

人間は自分が想像しているよりはるかに能力や環境の差が大きくて何事も全然比較できるような状態ではないのだからすべてを自己責任に帰されても納得できないと思う自分は間違っていないと思う。

でも、結局のところそういうマイナス思考な人間というのは切り捨てられていく運命にあるんだね。この現実に泣きたくなる思いもする。

やはり、最終的には幸せも不幸も決めるのは自分自身なのだから頑張って生きるしかないのだが、世の中には解決できない矛盾が溢れているのだから無理しなくても良いと思う。