人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

人間が生まれてこないようにする技術を発明した人はノーベル平和賞をとれるか?

日本人が2日連続でノーベル賞を受賞したことが大きく報道されている。

医学や物理学の分野をはじめ日本の科学技術の高さを世界に証明してできているわけだから確かに凄いことだ。

しかし、それを差し置いて冷静に考えてみると一つの謎が残る。

それは、「疑問」はどこから発生しているのか?ということである。

ノーベル賞は疑問とそれへの解決から生じている。

例えば宇宙はどのように発展してきたか?物質とは何か?ニュートリノに質量はあるのか?失明から救う為に微生物を活用することができないか?

いくらでも疑問が発生し、それを解明するために研究者が知恵を振り絞り科学技術が進歩してきたわけである。

でもどんなに科学が進歩したところで私そのものが生きることの意味や生きることの痛みや苦しみを根源的に除去することはできない。

私が生まれてこなければありとあらゆる悩みや疑問から解放され、同時に生きることで生じる痛み、苦しみ、苦悩からも解放されるはずである。

全ては人間が生まれてきたこと、生きていることがそもそもの問題の発端なのである。

人間存在そのものがなければ何も問題は起きないはずである。

しかし、かと言って簡単に死ぬこともできない。

だとすればとりあえず今生きている人間はそのまま死ぬまで我慢してもらうとしても次世代に人類が発生しないようにする技術を発明すればありとあらゆる人類の苦悩は消滅するはずではないか?

つまり、人間がもうこれ以上生まれてこなければ全てが解決するのである。

これが一番難しい問題だと思う。

生まれてきたくなくても生まれてきてしまう。

そして、一度生まれてきたらもう後戻りは不可能だ。

このドグマから抜け出すための技術を誰かに発明してもらいたい。

そんな技術が発明されたらノーベル平和賞だ。

全ては人間が生まれてこなければそもそも何も問題にならないはずである。

簡単なことだけど一番難しい問題である。