人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

海外一人旅にはまった訳

「海外に行きたい」・・それは私が大学卒業以降片時も忘れずに持ち続けると同時に実行してきた大切な思いである。


すでに海外渡航は30回を超え、ベテランの域に達しつつある。


私は本当に気が狂うほど海外一人旅が大好きだ。


今までの人生、海外渡航のために全てを捨ててきたと言っても過言ではない。


あの興奮と感動を味わうためなら他のいかなることも重要ではないのだ。


その思いはほとんど病気に近い状態であったが、最近は少し収まり日本で落ち着いて過ごすことができている。

私が海外に興味を持ち始めたのは大学3年生の頃に遡る。

私は学外の色々なところでボランティア活動をしていた。

ボランティア活動というものが大好きだったのだ。

今や、皆無というほどボランティア活動をしていないのだが大学時代は数えきれないほどボランティア活動に参加した。

そこで面白かったのは他大学生との交流である。

もちろん、他大学の可愛い女の子とボランティア活動を通じて仲良くなりたいという思いもあった。

とあるボランティアの活動で仲良しになった中央大学の知人がいた。

学年は1つ違ったが妙に気が合いプライベートでも仲良くするようになった。

その知人が卒業旅行に友達とタイ、マレーシアを旅してきてとても楽しかったと言っていた。

「最初タイに入ってマレーシアに南下したよ~」みたいな話を聞いた時になんか凄くワクワクするというかトキメクものを感じたのである。

なんか凄く面白そうだと直感していた。

次の話に進む前に余談だが私は中央大学の卒業生ではないが中央大学にとても良いイメージを持っている。

私もできれば中央大学(多摩キャンパスの方)に行きたかったと思うほどだ。

私は母校の大学が世界で一番好きで、今でも誇りに思っているのだがもう一度大学時代をやり直せるのなら中央大学で4年間を過ごしてみたいと思っている。

東大や京大や一橋や早稲田や慶応や旧帝国大学や医学部に入れる学力があったとしても中央大学に行ってみたい。

なぜ私の中で中央大学のイメージが良いかと言うと大学時代に知り合った知人(バイトやボランティア)の中央大学生がとても気が合い、人柄が良くて好感が持てたからだ。

さらに中央大学が八王子の田舎にあり広大なキャンパスを有しているというところも面白そうなのだ。

高校時代の同級生で中央大学に進んだ知人もとても素直で好感が持てたことも大きいだろう。

さて、この中央大生の話を聞いてタイとマレーシアという国に興味を持つきっかけができた。

大学3年生の頃と言えば、その知人と仲良くなるまで海外というものに全然興味がない時代であった。

旅は大好きだったけど海外に出ようとか微塵も思えないほどで国内一人旅を中心に楽しんでいた。

しかし、その知人の「友達と一緒に卒業旅行でタイからマレーシアに陸路で南下した」という話を聞いてからなんかむずむずする感じがあったのである。

そして、自分が大学4年生になり卒業旅行するぞという段階になった時に幼稚園から中学校までの同級生で唯一の親友と呼べる仲の良い友達に「タイが面白いって聞いたからタイのバンコクに行かない?」と提案し、阪急旅行社の安いツアーを見つけてきて3泊4日でバンコクに行ったのが始まりである。

私はこの旅で海外にどっぷりとはまってしまった。

実を言うとバンコクで私はその親友に2日目から単独行動を持ち掛け2日目から単独行動を取ったのだった。

その親友と喧嘩したとかそういうわけでは全然なく、自分の中のワクワクと冒険心が止められなくなってしまって一人で行動せずにはいられなくなったのである。

その親友はとんでもなく心が広い人なので快く承知してくれ二人で仲良く楽しく単独行動を楽しんだのだった。

その友達とは今でも大親友でしょっちゅう会っている。

要所要所で彼には本当に支えてもらっていて彼なしの人生は考えられないほどに感謝している存在である。

彼とは不思議な部分で共通点と行き違いみたいなものがあり、不思議な交差をしている。

私は高校時代、「大学は絶対に東京に行きたくない」と公言していた。

その当時から大学生時代本当に私は東京が嫌いだったのだ。

私は地方にある国公立大学で田舎生活を楽しんでみたいとずっと思っていた。

地方で田舎の国公立大学でののんびりした生活・・それこそ私が憧れるキャンパスライフであった。

しかし、その親友は高校時代「大学は東京に行きたい」と言っていた。

都会での生活に憧れを抱いていたようだ。

私は高校時代、不思議なほどに東京を始めとした都会での生活に興味関心憧れゼロの青年であった。

第一志望は国立大学であったが見事に落ちた結果滑り止めで唯一一つだけ受けた私立大学に合格したのでそこに進学することになったのである。

不思議なことに地方の公立大学にも受かったのであったがなぜか私は東京を選択した。

嫌々選択したという不思議な状況である。

本当は地方の公立大学に行きたくてたまらなかった。

東京に行きたくなくてたまらなかった。

選択肢は2つに1つだ。

私はなぜかわからないが行きたくないと思っていた道を選択した。

親友の方は東京に行きたかったが東京の大学に落ち、地方の公立大学に受かったのでそちらに行った。

ここで不思議な状況が訪れた。

お互いの希望が真逆に反映されるという状況だ。

私は大学時代、すぐにでも東京を離れて田舎の大学に転入し移住したかった。

親友は田舎を離れて東京に来たかった。

運命とはなんと不可思議なものだろう。

現在の私はタイのバンコクと並んで世界で最も東京という場所が大好きだがその当時は大嫌いだったのだ。

そして、就職活動の段階になり東京を離れたかった私は地元の田舎に帰ってきた。

親友の方は待ってましたとばかりに田舎を離れて東京で就職し移住した。

見事なまでの運命の交差である。

今は毎月1回の東京一人旅は欠かせない日課となっている。

毎月1回東京の空気を吸わないとやっていけないほど重要な場所だ。

私が東京好きなのは雰囲気もあるがやはり、言葉だと思っている。

私は方言というものがあまり好きではないようだ。

かく言う私も地方の出だからそれなりの方言を使っているのだが東京で話されている日本語は実に訛りがなくてストレスがないのだ。

これは不思議な感覚だと思う。

京都や大阪など方言が強いところの方が落ち着くと言う人もいるのだが私はあまりそういう感覚がわからない。

とにかく東京で話されている癖のない言葉が好きなのだ。

それと同時に東京の洗練された文化が大好きである。

落語然り、ジャズやクラシックを始めとした音楽然り。

東京の文化というのは実に奥が深いと思っている。

さて大学4年生の卒業旅行でバンコクにどっぶりとはまってしまった私は海外渡航に本格的にはまるようになる。

近場の韓国や台湾、中国から始め徐々に東南アジア、ヨーロッパ、アメリカと支配地域を拡大していった。

どの国が一番良かったのかというとこれは甲乙つけがたいものがある。

総合力で言うとタイが一番好きだし良いと思うのだが個別に見ていくとそれぞれの良さや面白さがありここがナンバーワンだと言い難い。

渡航回数でいくとタイの次にフィリピンが多いのだがこの両国を比べると天文学的に違いを感じる。

タイは東南アジアでは先進国である。

タイはあらゆる意味でシステマティックである。

人々はシャイで寡黙であまりにこにこしていなくて少しプライドが高い感じを受けるが仕事に対して実に真面目できっちりやってくれるしぼったくりもなくて治安も良く自然が豊富で景色も良くて安心して旅ができる。

一方でフィリピンは何もかもがぐちゃぐちゃで混沌としたカオスがある。

これが実に面白い。

日本人が一般的に抱くフィリピン人のイメージは陽気で明るくて社交的で楽天家で細かいことは気にしないという感じだと思うのだが実際にフィリピンに行ってみるとその通りなのだ。

彼らは実に陽気で明るくて楽しそうでルーズで社交的でのほほんとしている。

フィリピンに行って現地のフィリピン人と関わると実に気持ちが良い。

人によるとは思うがあまり「コノヤロー」と思うことがない。

なぜなら彼らは基本的に愛想が良くて人が好きだから。

これは私にはない良い部分で好感がもてるのだ。

逆にフィリピンからタイに行くと実に律儀で真面目できっちりしている代わりに愛想がない感じがする。

タイは実にシステマティックな国であり、フィリピンは実にシステマティックではない国である。

数年前まで、短い休みを利用してタイとフィリピンを交互に訪れるという一人旅にはまっている時があった。

タイもフィリピンもナイトライフが充実していることで有名であり、性風俗が盛んな国であるが国民性によるナイトライフの対比も面白い。

タイとフィリピンには知る人ぞ知る援交カフェという面白い場所がある。

有名なところで言うとバンコクには「テルメカフェ」マニラには「LAカフェ」という名で営業している。

どちらも名目上はただの喫茶店でありバーである。

ところが実態としては共に援助交際を求める女性が集まる売春喫茶である。

この売春喫茶に行くと実に面白い光景が展開される。

バンコクの「テルメ」の場合もちろんタイやラオスなどの基本的に貧しい女性が売春しにきているのだが彼女らは絶対と言っていいほど自ら話しかけてこない。

ただひたすらうす暗い店の中で声をかけられるのを待っているのだ。なんだかうす暗い空気が漂っていて女を買うつもりがなくて人間観察だけに来ている私のような人は居場所がない感じがする。

ところがマニラの「LAカフェ」に行くと同じように女の子(全員フィリピン人)がたくさんいるのだが積極的にアクションを起こしてくる。

ウインクして来たり、声をかけてきたり、肩をもんできたりとにかく人懐っこい感じで積極的に関わってくるのだ。

援交カフェという狭い空間一つで国民性がはっきりと表されるから面白い。

私は韓国も実に面白いと思っている。

ソウルに行くと隣国日本との違いがはっきりと見えてくる。

韓国人というのは徹底的に合理的な民族である。

彼らは無駄が嫌いである。

日本人よりはるかにせっかちなのかもしれない。

とにかく日本人よりずっとスピード感がある。

韓国の航空会社を利用して実に素晴らしいと思うのは彼らは乗客が揃えば定刻前に出発するのだ。

日本の場合定刻をきっちり守るのが好きだ。

日本人というのは時間を早めるのも遅めるのもあまり好まないで定刻を守ることに生きがいを感じている民族である。

しかし、よくよく考えてみると乗客全員が揃っているのに定刻を待つのはあまり合理的ではない。

なぜなら乗客のほとんどはなるべく早く目的地に着きたいからだ。

そういう意味で韓国人というのは実にスピーディーで合理的なことを好む人種である。

ソウルという都市は東京よりもずっと田舎な感じがして特に見所はないと私は思っているが東京よりもカフェが物凄く充実していると思う。

私はソウルに行く時は本を何冊も持って行ってカフェでひたすら読書するのが好きだ。

ソウルのカフェは実に読書するのに最適でリラックスできる。

東京のカフェよりもずっと落ち着くことができる。

ソウルには多数のゲストハウスや安宿があるがどれもこれも日本のビジネスホテルのようで画一的で面白い。

ソウルのゲストハウスの場合、ほぼ100%と言っていいほどテンキー方式である。

ゲストハウスに着いてもテンキー扉が閉まっていてどうしようか迷うがとりあえずインターホンを押して宿主にドアを開けてもらってチェックインしてから後は全て自分でテンキーを押して出入りする形式だ。

日本の場合ほとんどはフロントが常にオープンになっていて誰かしら宿主さんがいるので安心できる。

韓国の場合そういうところまで合理化が図られているので少し戸惑う部分があるがこれが文化の違いだ。

しかし、韓国人というのは一見するとよそよそしいようで情が厚くて人懐っこい感じがあって好感が持てる。

日本と韓国って海峡隔てて隣り合っていて時にはライバル関係にあり仲があまりよろしくないように思われているけど実は結構仲良しなんだと思っている。

似ているけど全然違うからお互いに認め合える部分があるんだろう。

韓国人ってとにかく海外に出るのが大好きだ。

経済の急成長により今やほとんど日本との経済格差はなくなったが海外渡航してみるとどこに行っても韓国人は日本人の少なくとも3倍くらいいる。

日本人は国内で穏やかに安心して過ごすのが大好きな民族だが、韓国人は国内よりも国外で仲間と楽しく過ごすのが大好きだ。

韓国人と中国人も似ているようで全然違うのが面白い。

最初は違いわからなかったが今や一目見た瞬間に日本人、中国人、韓国人とが明確にわかるようになった。

中国人は韓国人以上に人懐っこい面がある。

旅先でよく中国人の一人旅青年に声をかけられるが、韓国人青年には声をかけられない。

日本人の場合、相手が見知らぬ人だと様子を伺ってからどう出ていくか決める人が多いが中国人の場合いきなり懐に飛び込んでくるような情の深さを感じるときがある。

これは実に面白い違いだと思っている。

しかし、なんだかんだ言って私は日本が大好きだ。

日本って便利で快適で律儀で真面目なところが良い。

やはり自分は日本人なんだと思ってしまう。

自然の美しさも韓国や中国と比べると明らかに格段に上だ。

日本が韓国や中国よりはるかに勝っている部分は何といっても自然の美しさだと思っている。

いつも見ていると飽きてくるが他国に行くと日本の自然環境の美しさに再感激する。

次はベトナムだ。凄い楽しみ。

その前に京都の紅葉を楽しむ旅が待っている。

その後ヨーロッパにも行きたいし、まだ海外一人旅での感動は味わい続けていきたいのだ。


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