人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

インド1人旅はなぜ地獄なのか

インドと言う国に憧れを抱いている日本人はかなり多い。

行ったことがない人はインドと言うとなんだか神秘的で美しくて面白そうという先入観を持ってしまうようだ。

私も8年くらい前に初めて行くまではそんな感じだった。

しかし、実際に一人旅してみたら予想以上の地獄が待っていたのだ。

インドにぼこぼこにされ打ちのめされ完敗し撤退しさらに日本に帰ってから立ち直るまでの間に1か月を要したのだった。

まさかそこまでぼこぼこにされて帰ってくるとは思わなかった。

インド旅行は清潔で安全で平和で何事も物事がスムーズに行く先進国の日本人が想像しているよりはるかに厳しい。

特に1人旅の場合、ありとあらゆる困難や難題を全て一人で背負って解決していく必要があるから余計にタフさが求められる。

海外一人旅というのは基本的に自己責任で全てを賄わなければ行けないがまあ、いわゆる普通の国を旅する場合なら特に何も問題がないのである。

ところがインドとなるとまるで違う。

あのうざくてうっとうしくて煩わしくて詐欺師だらけのインド人達に敢然と立ち向かい色々な交渉をして、おかしなことには自己主張して、ゴミやうんこだらけの道を気を付けながら歩き、耳をつんざくような壮絶なクラクションに発狂しそうになりながらもなんとか旅を続けていかなければいけない。

日本人の8割から9割の人は恐らくインド到着後1週間以内のうちに下痢をすることだろう。

下痢だけで済めばいいがその多くが嘔吐したり、高熱が出たりする。

下痢もいわゆる日本でかかる普通の下痢とは全然違う。

簡単に言うとお尻の穴からおしっこが噴き出すような感じの壮絶な下痢である。

何かを食べても1時間たたないうちにお尻の穴からじゃーーと水下痢となって噴き出してしまいどんどんやつれていく。

あの下痢の恐ろしさは一度体験してみないとわからないだろう。

私の生涯であれほどの下痢をしたのは先にも後にもあのインド渡航にしかない。

そんな最悪な体調の中でフラフラになりながら超ウザイインド人達と闘い、宿に泊まり、電車やバスで移動をし、暑くて埃っぽくてうんこだらけの道を歩き、恐怖と闘いながら食事をしていく。

一人旅だとどんな状況においても頼る人が傍に誰もいないわけだから余計にきつい。

1回目のインド旅行の最中にいったい何回トイレに駆け込んだだろう。

そして、何回かおしっこのようなうんこをお漏らしして屈辱を味わった。

しかし、多くのインド旅行中の日本人は下痢をしてうんこを漏らすという体験をする。

お互いにそこまでの話はしないが色々な情報からして間違いない。

インドの強烈な下痢は不意に強烈な勢いでくるしおしっこのような水溶性の下痢だから肛門をしめても隙間からじゃーと流れ出てしまうのだ。

つまり、インドの下痢は誰でも自然にうんこを漏らすような構造になっている。

なぜインドに行くとほとんどの日本人が下痢をするのか?それはインドが想像を絶するほど汚く不衛生だからである。

インドに行く前、インドは汚いと言われても全然ぴんとこなかった。

その前もタイやカンボジアベトナムラオスなど東南アジアの貧しくてあまり衛生的ではないと思われる国を旅していたし、そこでは特に下痢らしきものをしていなかったからである。

ところがインドは全然違った。汚さの次元がまるで違うのだ。

はっきり言って東南アジア諸国なんて実に衛生状態が良いと言っていいだろう。

東南アジアなんてインドに比べたらありとあらゆる意味で天国としか言えない環境である。

インドの近隣にあるスリランカやネパール、バングラデシュなどもインドとは比べ物にならないほどマシで旅がしやすい。

衛生的にもマシだし、人もうざく絡んでこない。

しかし、インドであれほど強烈な経験をして無事に生還してきたからこそ今があるとも言える。

インドで強烈な下痢に悩まされ、吐きまくって高熱も出し、途中から旅どころではなくなった。

そんな状況の中でも1人旅をなんとか続けてそれなりの観光をして無事に帰ってきた。

しかし、帰ってきた後も熱や下痢が続き専門の消化器内科にかかって強い薬を出してもらいようやく1か月くらいして身体が回復したのである。

それでも私の場合は現地で入院しなければいけないほどの状況にならなかっただけましだ。

インドに行ってあまりに壮絶な体調不良で生死をさまよったり、入院したりする日本人は本当に多いのである。

それだけ不衛生で汚いからありとあらゆる菌やウイルスの巣窟になっているのだ。

3年後に再度インドにリベンジをしたがやはり2日目の夜に下痢と嘔吐と高熱が出て敗北をした。

ただし、2回目で耐性がついていたのか翌日にはインドの薬局でもらった薬を飲んだせいもあってだいぶ回復したから大事に至らずに済んだ。

インドは正直もうこりごりだけど時々また行きたいなーーと思ってしまうのはとても不思議である。

あれだけ散々打ちのめされてぼろ負けして帰ってきてもまた今度こそはと思ってしまう魅力があるとしか言えない。

しかし、もう怖くて行けない気もしている。

インド人自体は何も怖くないし、治安も比較的いいのだが体調不良が怖いのである。

壮絶な下痢を抱えながらする一人旅は想像しているよりずっときつい。

あれさえなければまだずっとましなのだが、あれこそがインドの洗礼なのだ。

確かに街中を見れば野良犬、野良牛、野良ヤギ、野良猿などが好きに闊歩し、路上生活者や貧しい人達がそこら中に糞便を垂れ流し、電車のトイレは床に穴が空いていて線路に糞便を垂れ流しである。

多くの人々は全く手を洗おうとしない。

日本人は自分達こそがグローバルスタンダードだと勝手に思い込んでいるけどこれこそ本当にとんでもない勘違いである。

それは一歩国外に出ればすぐにわかるし、インドに行くと余計にはっきりとよくわかる。

日本の人口は1億2700万人、インドの人口は約12億7000万人だから日本のちょうど10倍程度だ。

日本人に生まれる確率よりインド人に生まれる確率の方が単純計算で10倍も多い計算になる。

日本なんて結局は極東の小国に過ぎない。

インドに行くとどれほど日本人の常識がまるで現地人に歯が立たないか思い知らされることになる。

日本ではこうだからなんて彼らには全く通用しない。

日本の10倍の人口を持ち、9倍の面積を持つ大国にあっさりと否定されて打ちのめされて帰ることになるだろう。

しかし、それでいいのだ。そういう経験を肌で感じられたかどうかが大きいのだと思う。

世界は想像しているよりずっと広いのだから。


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