人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

哲学な日々

昨日は本屋で哲学者 野矢茂樹さんの「哲学な日々考えさせない時代に抗して」を読む。

哲学な日々 考えさせない時代に抗して

哲学な日々 考えさせない時代に抗して

哲学者の本は回りくどかったり、難解だったりするがこの本はエッセイに近いので非常に読みやすく馬鹿な私でもすらすらと読めた。

特に野矢さんの書く文章は簡潔でわかりやすくて読者に届きやすい。

同じ野矢さんの本でも「論理トレーニング101題」なんかだと私にはだいぶ敷居が高くなる。

論理トレーニング101題

論理トレーニング101題

やはり、知的レベルが低い私にはエッセイのような本がちょうど良くて好きだ。

さて、この「哲学な日々 考えさせない時代に抗して」という本の中で野矢さんは座禅に挑戦していることを知った。

座禅をしていると足が痛くなるが足が痛くてもそれを放っておくと次第に気にならなくなるらしい。

「我慢する」のではなく「放っておく」のだそうだ。

なるほどなと思った。

日常生活の中での色々な苦痛や困難に対して私はどうしても「我慢」しようとしてしまう傾向があるのだがこれからはそれをやめてみよう。

わざわざ我慢しようともがくのではなく放っておけば良いのだ。

意識と無意識の中間くらいに「痛み」を位置付ける。

そうすることで執着から逃れやすくなる。

座禅の効用とはそういうことなのかと妙に納得する。

人間関係においても応用できそうだ。

嫌な人に我慢して接するのではなく放っておくような意識で関われば良い。

意識して力を入れるのではなく、逆に力を抜こうと頑張るのでもなく、力は入れるがそれにとらわれず、そのままにしておく。

それが心地良さなのかもしれない。

座禅をしているとランナーズハイみたいな状態がくるのかもしれないと想像した。

今度やってみようか。