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人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

ブラックな経営者の腹

以前ブラックな経営者のもとで働いた経験があってそうした経営者の思考様式みたいなものを学ぶことができた。

彼らはよく「これ以上人を雇ったら会社が潰れる」みたいなことを言う。

経営者は会社と従業員の雇用を守る義務があるからそれを盾にとった言い訳である。

切実にそういう場合もあるだろう。

しかし、それならもういずれ破綻するのだから潰してしまった方がいいくらいだと私は思う。

一方で実は業績は堅調なのに、それを隠して人件費を削るためにわざと少ない人数で社員を酷使している会社もある。

そうした会社の経営者はなぜあえてそんなことをしたがるのか?

一つはその経営者が凄くケチであるということ、もう一つは従業員がサービス残業や休日出勤を厭わない姿を見ることに喜びを感じていることがある。

人間は自分の言うことに忠実に従ってくれる人がいたら誰でも嬉しく思ってしまうだろう。

サービス残業や休日出勤して働いている愛社精神旺盛な従業員が増えることで自分への忠誠を誓ってくれている人が増えたと実感できる。

それが嬉しくて「空気」としてそうしたことが当たり前になっている愛社文化を作り上げる腹黒い経営者は世の中にたくさんいるのだ。

こうした腹黒い経営者はとにかく社員が幸せになることを許したくない。

自分は誰よりも幸せになりたいけどなれない。

これは、その人に仕事以外に特に趣味がなかったり、傲慢な人間性のために友人が少なかったり、家族仲が悪かったりすることによる場合もある。

だからこそ自分の配下にある従業員も幸せにさせないぞという変な心意気を持っていたりする。

会社の業績が良くなり、採用を増やして従業員のサービス残業が減ったり、定時で退社できるようになったりすることで従業員が会社以外に「幸せ」を感じてもらうのが嫌なのだ。

彼らからしてみれば従業員が自主的に愛社精神を示していつまでもサービス残業して会社にいてくれた方が嬉しいのである。

仕事の内容や実績などどうでも良く、とにかく会社のために自分の時間を投げ打って頑張っている従業員を見ることで幸せを感じてしまうドSな経営者は多い。

仕事を通して喜びを得るという側面は確かにあるがそれを会社から半強制されて人生を終えることは幸せなのか?

会社を守るために自己犠牲を強いられる人生よりも自分の幸せを守るために会社を労働基準法の範囲内で利用させていただきほどほどに貢献する人生の方を選びたいと思っている。