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人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

旅の途上

昨夜は新宿3丁目のとある居酒屋にて一人飲酒。

ビールが美味かった。料理はまずまず、値段的に考えて分量が少ないかなと思ったけど健康的でいいやと居直る。

やはり、酒は仲間と語らい合いながら飲む方が断然良い。

そうはわかっていても一人で居酒屋に入って孤独にたしなむお酒も良い。

アルコールが回ってくると急に世界がスローに展開されてくる。

思考が緩慢になり、何事もどうでもよく感じてくる。

幸福感が高まってきてこのままあの世に逝ってしまうのも悪くないなあなんて思う。

ずっと素面で生き続けるのは苦しい。

少しでもいいから時々、お酒を飲んで憂き世から離れる時間を持つのは有意義だ。

今日の東京は曇りで快適な気温だ。

半袖一枚で外を歩くには最高の天気。

日本の10月らしい完璧な気候だ。

このまま世界一周にでも旅立ちたい気分である。

まず、一か国目はどこにしようかな?と考える。

景気づけにバンコクにでも行ってタイマッサージをしてプーケットで泳いでさらに南下し、マレーシアに入ってその後クアラルンプールからエアアジアを使ってインドからスリランカミャンマーに入る。

なんて、想像を膨らませてみた。

今まで様々な旅をやってきた。

特に面白かったのは陸路における国境越え。

カンボジアからベトナム、タイからラオス、タイからカンボジアシンガポールからマレーシア、アメリカからメキシコ、ベルギーからオランダなど。

日本のような島国は陸路での国境越えが不可能だ。

しかし、地続きの国同士では両国民が当たり前にそうしている。

日本の都道府県をまたぐのとは雲泥の差で国境を越えた途端に世界が一変することも多い。

国とは不思議なものだ。

世界は一つになどなりっこないし、多様で良いのだ。

多様だからこそ刺激的で面白いし、生活に張りもでる。

それぞれの人生は旅の途上である。

それぞれの旅は未完結で封印される。

人間はそれぞれ自分が何か大きなことを成し遂げたとか色んなところに行って色んなものを見て、色んな経験をしたと思いたい。

しかし、それぞれの個人からしてみれば全て自分とはほとんど何の関係もない取るに足らぬこと。

幼稚園の頃に砂場で友達と山を作って遊んでいたが、人生とは大きくなっても幼稚園児の山作りとさほど変わりない気がしてくる。

何事かを成し遂げた実感がほしい。生きている実感が欲しい。

多くの人はそう思っている。

そして、何かを手に入れて満足しすぐに飽きて次の何かを求める。

砂場で小さな山や大きな山を作っては壊しをしながら時を過ごした幼稚園の頃が懐かしい。

何かに没頭するとはそういうことだ。

全てはいずれ消え去ってしまう。

頑張って額に汗して手に入れたはずの物はいつの間にか手から滑り落ちて跡形もなくなっている。