読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

20歳の頃

立花隆さんの本の中に「二十歳のころ」という本がある。

東大の立花ゼミの学生が著名人に20歳の頃はどんなことを考えながらどんな生活をしていたか?についてインタビューしそれをまとめた本だ。

今ふとこの本を思い出し、ああ20歳の頃が懐かしいなあ、大学生の頃(20歳の頃)の自分に会いたいなあと思っている。

20歳の頃の自分はやたらに不安だった。

何者でもない自分が嫌だった。

でも、世の中がよくわからないからこそなんでもいいからやってみようと挑戦し、あがきまくることができた。

大学は適当にさぼって新宿や渋谷の街をあてどなくさまよい歩いた。

他の大学に侵入しキャンパスのベンチに座ってぼーっとしたり、ボランティア活動に参加して社会人の様々な方と話したりもした。

なんて、自由な時代だったのだろうと思う。

一度社会に出てしまうともう取り返しがつかない。

そこからは本当の意味での自由はかなり制限されてしまう。

20歳の頃は若さに任せてなんでもできる。

体力も有り余っている。

社会に出てもまれて確かに20歳の頃よりは少し賢くなった。

しかし、大切な何かを失った。

「若い」ということはそれだけで一つの大きな価値だ。

若さは一度失うともう取り返しがつかない。

最近それを痛感している。

20歳の頃(大学生の頃)というのは社会人になる前の最後のあがきができる年齢だ。

私は後悔ないほどあがきまくった。

あの頃していた一人旅はどれも凄く懐かしいものだ。

寂しくて孤独だったけど必死で何かをつかもうともがいていたから幸せだった。

青春とは恐らくそういうものなんだ。

だからこそ尊いのだ。

そして、もう青春は終わってしまったのだ。

いつの間にか。