人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

暖かくなってきた!

3月に入ったのにしばらく寒い時期がつづいていたけどいよいよ春らしく暖かくなってきた。やっと私が私らしく過ごせる時期である。

この冬に受験を終え4月から高校や大学で新生活を迎える人も多いだろう。最近は少子化の影響により受験競争が緩和され大学に入りやすくなっていると言われている。それでは大学生のレベルは下がっているのか?学力は下がっているのか?と言われたらその通りだと思う。全国の大学教授などにアンケートなどをとると大学生の学力低下は深刻だと異口同音に言うらしい。かつての大学生なら誰もが当然知っているような一般常識的なことを全然知らなかったり、大学生レベルなら簡単なはずの問題が解けなかったり、理工学部なのに数学Ⅲをやっていなかったり、医学部なのに生物を学んでいなかったり、論理的思考力が低かったりするなどいろいろと問題はありそうだ。

私の父親はちょうど団塊の世代であり、18歳人口が最も多い年だったからとにかく大学受験はものすごく大変だったということをよく口にしていた記憶がある。さすがに今はもうそんな話はしないけれども。当時は大学の数や入学定員が今よりずっと少なく特に難関大学は本当に狭き門だったのである。高校では生物、化学、物理、地学の全科目を数学も数学Ⅲ・Cまでを社会も地歴公民のすべてを学校で習ったと言っていた。私なんて高校時代は文系だったので物理や地学を勉強していないなし、数学もⅠ・AとⅡ・Bまでしか習っていないし、社会科も世界史専攻だったので日本史Bは履修していない。

今は国立大学のセンター試験で5教科7科目を課されるところが多いから我々の頃(一般的に5教科6科目だった頃)よりは大変である。ある意味、我々の頃の大学入試が最も楽だったのかもしれない。第二次ベビーブームがしばらく前に過ぎたうえ、新設大学が増え大学入試が明らかに易化していたからである。しかし、我々の頃は大学入試自体は楽だった(あくまでもこれは一般論であり人によって大学や学部によって全然違うことは言うまでもない・・)と思うが、就職氷河期の真っ最中だったから就職活動はすごく厳しかった記憶がある。数十社受けて内定が2つくらいが普通だったように思う。これも人によって事情が全然違うので一般論でしか言えないがどう考えてみても就職が楽に決まる雰囲気ではなく今の大学生とは状況が違う。

さて、では今の大学生は昔の大学生より優れているのか?劣っているのか?と言ったら私は今の方が優れている部分も多いのではないか?という気がする。今の大学生は以前の大学生ができなかったことを当たり前にこなしている。確かにかつての大学生なら誰もが読んでいたような古典などを読み漁っていないかもしれないがネット上から様々な知識を吸収し柔軟に応用している。つまり、情報力が違うのである。現代の学生はサバイバル能力が高まっているのではないか?多様でめまぐるしい現代に対応するために自分を日々鍛えているような気もする。私は今の大学生が堕落しているような気がまったくしない。奨学金を受ける学生が増え危機感が高まっているのもあるかもしれない。

結局のところすべての人間の人生は生き残りをかけて日々戦っているだけなのかもしれない。私がどんなに否定したところで性の喜びおじさんが言うところの『アイムサバイバー』であり『アイムチャレンジャー』なのかもしれない。今こうして生きているということがそれを証明している。