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人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

地面に寝る

22歳の大学4年生の時海外一人旅で台湾に行って野宿を試みたことがある。台北の空港からバスで「台中」という街に行き、真夜中だったのでホテルに泊まるのももったいないと思い公園に行ってバッグを抱きしめ地面に寝てみたのだ。しかしものの2時間足らずで断念した。1つ目に寒かったこと、2つ目に身体が痛かったことがその理由である。あれ以来野宿を試みたことは一度もない。日本国内でわざわざ道路で寝てみようとか全く思わない。それなら家の布団でおとなしく寝ればいいからだ。

野宿というものはやってみればわかるが結構きついものである。テントや寝袋にくるまって寝るのならまだましだが道路の片隅や公園などにじかに寝ると1時間もすれば身体が痛くなってくるのである。インドのハリドワールという街はインド全土からサドゥーと呼ばれる修行者が集まってくる街として結構有名だがそこに行った時に普通に路上の片隅にサドゥー達が集まって寝ていたので驚いた。一晩だって路上に寝るのは無理だったのに毎日路上で寝起きする生活なんて想像できないし、さぞかし過酷なものだろう。それこそまさに修行生活そのものである。

インドを旅して最も驚くことは人がそこら中の地面に寝ていることである。駅や歩道脇や公園だけでなく道路の中央分離帯などにも人が寝ている。人はこんなに強いものだったんだと気づかされる。インド人は逞しくて強いのだ。