人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

君達が未来をつくるんだ!

学校時代というのは何かと先生や教授と呼ばれる人達から「日本の将来を担うのは君達だ。君達が未来をつくるんだ!」みたいな勇ましいことを言われる。

しかし・・・よくよく考えてみるとなんだかこれは変ではなかろうか?

ストレートに大学の教育学部に入学し4年生になったら概ね22才だろう。無事に教員採用試験にも合格し、4月から学校教師になることが決まり、指導教授から卒業前の花向けの言葉としてこうした勇ましい言葉の数々を贈られて無事に大学を卒業したと思ったら、1か月後には小学生や中学生、高校生などにこうした言葉を自分が言う立場になるのである。

一種異様な光景である。つまり嘘なのだ。わかるだろうか?将来の日本を作るのは「あなた」ではなく「私」なのだ。今私がこうして未来を作っているのだ。それしかないのだ。未来があるというのは恐ろしいばかりの錯覚である。本当は未来なんてどこにもない。どこを探しても未来などというものが見つかるはずがない。それはどこにも存在しないからである。人間が考える「未来」や「将来」というものは今現在、自分が頭の中に思い描いている空想の産物である。あたかも未来があるかのように勝手に思い込んでいるだけなのだ。

学校教師が子供達に「君らが未来を作るんだよ」と生徒達に熱く語ったとする。そして数か月後にその生徒のうちの1人が事故で亡くなったとする。そうするとこの言葉は嘘だったことになる。亡くなった生徒よりも先生の方が長生きしているのだから先生が言ったことは嘘だ。あくまでも先生よりも生徒達の方が長く生きるという何の根拠もない前提をもとにしたフィクションである。

教育というものは非常に嘘くさいものである。それは一般的に未来に向けて語られるものだからだ。未来などというものはどこにもないから嘘くさくなってしまうのだ。人間とは脳が発達しているから過去を想起し、未来を想像することができる。しかしいつしかそれらが現在よりも大きくなってしまうことがある。本当は今この瞬間以外何も確かなものなどないのだ。過去のことは忘れ将来のことは考えなくて良いのである。

割り箸100膳手刀でぶった切るbyラファエル