人生とは旅である

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早稲田か慶應か

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早稲田大学慶応義塾大学と言えば誰もが認める日本の私立大学の最高峰であり、ツートップある。早稲田や慶應を目指して日々受験勉強に励む高校生や浪人生は非常に多い。

そんな私も高校時代は早稲田や慶應を目指していたと言ったら嘘になる。私の学力ではとても太刀打ちできる状態ではなかったから最初から目指すレベルではなかった。しかし、私の父親からは鬼のようなことを言われていてそれは「私立大学は金がかかるから無理だけど、早稲田か慶應なら行かしてやる。」という言葉だった。

お金がなくて私大に行けないという経済事情はよくわかったが早稲田か慶應なら行かしてくれるっていったいどういうこと??

ということで父親から「大学は基本的に国公立のみ、どうしても私立に行きたいのなら早稲田と慶應だけ許す」という厳しい条件が課せられた。しかし、結果としてとても早慶に行けるレベルではなく国立大学にも落ちて中堅の私立大学に通うことになった。息子の学力を不当に高く見積もり過ぎた親父に一泡吹かせた結果になったわけだ。バカ息子を持った親父ざまあ見ろということである。

私の父親早慶なら行かしてやると断言したのには理由があるのだ。父親は高校時代東大を目指して猛勉強をしていた。そして、結果的に不合格であった。併願校の早稲田と慶応を受けて早稲田は不合格、慶應は合格となり、晴れて慶應に入学できたのだが実家が貧乏でとても4年間の学費は払えそうもなくすぐに退学、再度国立大学を目指して受験をやり直すことになり、翌年(東大ではない)国立大学に合格し通うことになった。その時の無念さもあるのだろう。しかし、それをバカ息子に押し付けるのは浅はかである。

東大受験生の多くは早稲田や慶応を併願先として受験する。そして、東大に不合格となった場合、浪人して翌年も東大を目指すか、早稲田か慶應に受かっていればどちらかに進学するケースが多い。ここで注目すべきは早慶ダブル合格となった場合どちらを選ぶかということである。

早稲田VS慶應というと長年受験生の中でバトルが繰り広げられてきたが最近ははっきりとした形で決着がつけられていて、慶應の圧勝である。早稲田と慶應にW合格した場合、統計的には8割の生徒が慶應を選ぶのだ。私が高校生だった17~18年前くらいまではほぼ互角かやや慶應リード位のイメージがあったが今や慶應が1人勝ち状態らしい。

早稲田大学慶應大学は小学生からお年寄りまで誰もが知っている超有名難関私立大学であるが、校風が全く異なるのが面白い。

早稲田というと最近はそうでもなくなってきたもののバンカラなイメージであり、いわゆる「庶民」の大学である。そして、スポーツが強くて「俺が俺が」とグイグイ社会をリードしていく卒業生が多い。良くも悪くも個人主義的な校風である。

一方で慶應は金持ちでおぼっちゃんのイメージが強く、実際に富裕層に支持されている大学である。慶應大学と聞くとお洒落でハイソなイメージを抱き、金持ちの子息が幼稚舎から通っているイメージが強く、卒業生もどこか余裕があって「俺が俺が」とグイグイ引っ張っていくというよりも一歩引いて冷静に様子を伺う感じがある。(慶應卒でも小泉純一郎元総理のようなグイグイ型のタイプは例外)

もちろん、こうしたイメージはあくまでも一般的なものであって現実は違うという声も多いだろうし、卒業生の中にも色々なタイプがいるのは当たり前だから一概に一括りにできるはずがない。実際には早稲田に通っている金持ちやおぼっちゃんもたくさんいるし、慶應に通っている貧乏学生もたくさんいるのだ。校風と真逆な学生がいるのもまた面白い。全体で一つの社会を形成している。日本と聞いて世界の人達がするイメージはトヨタやホンダなどの自動車やソニーやシャープなどの電子機器などハイテクの先進国という感じだろうが、実際には機械音痴がたくさんいるのもまた事実である。

さて、私が高校時代に戻って仮に早稲田と慶應の両方に合格したならどちらに進学しただろうか?これは間違いなく早稲田である。私は完全に庶民派であり、お坊ちゃんではなく貧乏で、俺が俺がとグイグイ生きるのが好きな個人主義者であり、早稲田のイメージに近いのだ。どう考えてみてもお洒落な慶應ボーイにはなれないタイプの人間だと自認する。実際に高校時代は慶應に全く興味がなかった一方で早稲田には興味があった。早稲田の雑多な感じに憧れを抱いた時期もあった。しかし、結局学力的に無理だったので両方とも受けなかったけど。

早稲田というとラグビー早明戦箱根駅伝に代表されるようにスポーツのイメージが強い。スポーツ科学部というユニークな学部もある。一方で慶應福沢諭吉創立者であることもあるがスポーツよりも学問のイメージが強い。東京6大学野球早慶戦も有名だがラグビー箱根駅伝などいわゆる大学スポーツに強いイメージはあまりない。

恐らく早稲田の学生は慶應に対してライバル心を強く持っているのではないだろうか?一方で慶應の学生はそれほど早稲田に強いライバル心を持っていないのではないだろうか?それは余裕からくるのだろう。慶應ブランドの方が強いという自負に支えられたプライドみたいなものである。ちなみに私の親友も慶應卒だがどこかいつも余裕があり、自己主張が強いタイプではない。どちらかというといつも控えめなタイプだ。一方で私はいつもガツガツしていて闘志が強い。

そう言えば先日、世界7大陸最高峰最年少記録を更新した南谷真鈴さん(20歳)も早稲田大学政経学部の学生である。早稲田の学生は良くも悪くも野心家である。私がやってやるという強い自意識を持っている感じがある。

ってことで「早稲田か慶應か」を比較してみましたが引き分けということになりましたが何か?

終了!!