人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

負が我が身を助ける

f:id:ericrun:20170825235351p:plain

自分の中にあるどうしようもない『負』の部分が人生を助けていると感じる時がある。自分という不完全な人間がこの不完全な地球上でなんとかこうして生きているのは自分の中の良い部分、正の部分だけでなく、それと同じだけの負の部分があるからこそバランスを保っていられる。これはとても重要なことだと思う。人間ってなかなかよくできていてそれは良いところしかない人生などこの世にはないということ。良い部分があれば悪い部分も必ず一緒に背負わなければならないということ。
この真理は非常に重たい。

弁護士や医者など高収入な職業に憧れる人は多いがその実態はろくに休みもとれずひたすらに働き蜂のように働きまくって自分のやりたいことが何もできなくなってしまう人生を過ごさなければいけない。人生において眠っている時間ほど幸福な時間はないように思われるがそれこそ睡眠時間を削って勉強したり、働いたりすることで成り立っている職業である。そういうことができる人しか生き残れない世界なのだ。私には生まれつきそういう能力がないがそれで良かったのだと思う。確かに貧乏だが、毎日しっかりと睡眠時間を確保しやりたいことをやる時間があった方が幸せである。

私の親友は東京でサラリーマンをしているが、それこそ猛烈に働いている。私の倍くらい稼いでいるがそれだけ身を酷使している。そして、それに耐えうる身体を持っている。私とは全く違う生き物だとしか思えない。彼は貯金が得意であり、私は苦手である。私はお金を貯めることができないのだ。少しでも貯まると使わなければ気が済まない。無駄遣いしないと落ち着かないのである。これは、私の負の部分であるが、それが私の人生に小さな幸福をもたらし、平穏無事に毎日を過ごすことのできる源になっている。

周りの人間を羨んでも仕方がない。そして、どの人生を選んでも決して楽なものではない。結局は人生は修行なのだ。この私をなんとかするための修行なのだ。楽を求めてもしょうがないのだ。他人と比べることに意味がないのだ。そう思いながら今日も生きてしまった。