人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

日常の尊さとどうでも良さ

寒くて何もできない。何もする気が起きない。仕事以外はひたすら部屋でストーブの前で暖まりじっとしていたり、ビールを飲んだりして過ごしている。

昨日ネットを徘徊していたらとても感動する記事を見つけた。今年の1月4日にユーイング肉腫という悪性腫瘍にて(27歳という若さで)亡くなられたオーストラリア人女性の言葉である。

人間は死を前にするとクリアに見えてくるものがあるのだと思う。

~以下引用~

26歳で自分の死を告知されて受け入れなければならなかった時は、なんだか奇妙な気持ちだったわ。ほとんどの人がそうであるように、死について考えたこともなかった。予期せぬことが起こるまでは、時間は普通に過ぎて行き、またやって来るものだと思っていたから。」

「私はシワや白髪ができた自分の年老いた姿をいつも想像していたわ。たくさんの子供たちに囲まれて、愛する人との生活を築き上げていくものだと信じていた。それが叶えられなかったことは、本当に残念で辛い。」

「今回、ここで私なりに人生についてのアドバイスをしたいと思うの。どう受け止めるかは本当にあなた次第。人生というのは脆く予測不可能だけど、貴重で毎日がギフトだと思う。私は今27歳。自分の人生が大好きだし幸せだし、死にたくなんかない。でも病のせいで、もう人生のコントロールが効かないところまできてしまった。」

「今、自分の死と直面していて、私なりにみんなに言えることは『些細でつまらないストレスに悩まされ続けないで』『自分の人生をどうか充実させた素敵なものにして』ということ。」

「この数か月間、私には人生について考えさせられる時間がたくさんあった。みんな誰でもいろんな悩みを抱えて生きているわ。今日、あなたは酷い交通渋滞に巻き込まれたかもしれない。愛しい子供たちに起こされて睡眠不足かもしれない。ヘアカットが短すぎたり、ネイルが欠けてしまったかもしれない。お尻のセルライトやお腹の肉がたるんでいることが気になっているかもしれない。でもそんな些細なことは、あなたが死に直面しなければならなくなった時、きっとどうでもよくなるもの。今まで悩んでいたことは、実に意味のないちっぽけなことに気付くわ。仕事やエクササイズが大変とかいう人もいるけど、体が自由に動くことって素晴らしいことよ。だからたとえ理想的な体型でなくても、健康でいられることを感謝してほしいの。」

「新しい服や宝石などにお金をつぎ込むのはやめて。あなたがどんな服を着ていようが誰もそんなに気にしていないから…。物を買って心が満たされることはないと思うの。たくさんの経験をすることがあなたの財産になるの。今、私が思うのは、もっと家族と一緒に誕生日やクリスマスを過ごしたかった、愛するパートナーや愛犬と一日でも長く過ごしたかったということ。でもそれは叶わないから、みんなにはどうか一日一日を大切に生きてほしい。私は病気になってから、お返しができないほど多くの励ましやサポートをいろんな人から貰ったの。自分を思ってくれる友人と過ごす時間が、どれほど大切かということも知ったわ。だからあなたも友人との時間を大切にして。スマホの画面を見続けて過ごすより、心の底から幸せだと思えることを見つけてほしい。旅が好きなら日帰りでも出かけてビーチの砂の感触や、海水の冷たさを楽しんで。見上げれば青い空があり、周りには緑がみずみずしい木々があるわ。自然に触れ合える一瞬一瞬を楽しんで。犬を可愛がっている人は抱きしめてあげて。私にはもうそうすることができないのが悲しい。働くために一生があるのではないわ。働くことは生きるためにする。とにかくあなたが心から幸せだと感じられるように生きてほしい。愛する人に『大好きよ』といつも言ってあげて。他人の充実した人生を羨ましがらず、プレッシャーを感じたりしないで。平凡でもあなたが幸せならそれでいいじゃない。」

「それから、仕事や人間関係で悲しいことがあっても、あなたにはその悲しさを変える力を持っていることをどうか忘れないで。勇気をもって変化をもたらすの。あとどれぐらいあなたの人生が残されているのかは誰にもわからない。だから悲しみ続けて人生を無駄にしないで。」