人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

なんとか生きている

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毎日、発狂しそうになりながらもなんとか生きている。しかし、目の前に安楽死できる薬があれば間違いなく飲み干したい気分である。超絶つまらない。

そして、冬季うつが半端じゃない。冬季うつは日照時間が短くなることで発症するが私の場合、それと異常な寒さ嫌いが拍車をかける。プーケットから帰ってきて3日間ほどはまだ良かった。しかし、それ以降は再び地獄に戻った。

とにかく何もやる気が出ないのである。何をやっても楽しくないのである。仕事にも行きたくなければプライベートで何かをしたいわけでもない。しかし、『このままでいいのか?』という不安だけは人一倍あって落ち着かない。

だから、夜9時くらいになると耐えられなくなって眠りにつく。布団に入っている間が最高に幸せだ。それと自宅で料理をしている間が最も楽しい。これってやはり異常なんだろうか。

ただ、そうはいっても人生がつまらないことに感謝しなければなるまい。おおかたの社会人の人生なんてつまらないのが当たり前である。最悪でないだけましだ。つまり、普通の社会人っていうのは大きく2種類が存在していて『毎日がつまらない』か『毎日が最悪』かである。私は後者でないだけ恵まれているのだ。

それに、なんだかんだ言ってたまには楽しい時間もある。友達と飯を食いに行ったり、同僚や前の職場の仲間と飲みに行ったり。たまには旅行にも行ける。北朝鮮に産まれてきたら地獄だ。それこそ毎日が絶望の日々だろう。もちろん海外を旅することなんて絶対できないのだし・・。まだ、日本に産まれてきてよかったと感謝すべきである。

先日、脳科学者 中野信子さんの『サイコパス』という本を読んだのだがとても面白かった。

サイコパス (文春新書)

サイコパス (文春新書)

サイコパスとは簡単に言うと『他人の不幸の上に平気で自分の幸福を築くことができる人』であり、他人への共感性が乏しく嘘を平気でつき、良心のかけらもないような人のことである。

こうしたサイコパスに該当するような人が日本には100人に1人くらいの割合でいるらしい。社会に出て何年か働いた経験がある人なら誰でもそうした異常な人格の人に思い当たりがあるのではなかろうか?あれは(生まれつきの)脳の異常で起こるとのことである。だから直しようがない。もしも身近にサイコパスと思われる人がいて被害を被りそうになっているのならとにかく逃げるが勝ちだとのことである。

中野信子さんの視点の面白いところはこうした異常と思われる性質の人達を生き残り戦略の視点から捉えていることである。サイコパスが100人に一人の割合で今でも地球に生存しているということはそれらの遺伝子が生き残り戦略に成功しているということである。普通に考えて他者への共感性が全くなく、良心のかけらもなく、嘘ばかりつき、他人を平気で苦しめて不幸に陥れて自分は幸せになってのうのうとしていられる人など絶滅してしまってもおかしくはない。

ところが、こうしたサイコパス的な人というのは周りに気を遣うことをしない自己中であるばかりに大胆な決断ができるらしい。例えばアップル創業者のスティーブ・ジョブズサイコパスだったと言われているが彼のような大胆な発想はなかなか普通の人はしづらい。企業の最高経営責任者(CEO)の中にサイコパスの割合が高いのはそういうことが関係しているそうだ。

確かに企業のトップというのは組織を存続させるために社員の首を切って大胆なリストラをしていかなければいけない局面がある。人が良くて思いやりがあって、嘘をつけない純粋な人がCEOだとしたらどうしても社員のことを思って大胆な整理解雇などはしにくいだろう。そうした時にサイコパス的な素質が生きるのである。

というわけで、暇つぶしにいくつかの本を手に取って読んでいるのだがそれでも人生がつまらないことに変わりはなく、気が狂いそうである。旅の最中はあれだけ積極的に活動していたのだが嘘のようである。私もサイコパスになるべきかもしれない。