人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

どれも薄っぺらい

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今まで、30数年間生きてきて色々な経験や体験をしてきたのだけどなんだかどれも薄っぺらく感じてしまう今日この頃。この気持ちはいったい何なのだろう?と思い虚しくなる。まるで心の中に空いたブラックホールがすべてを飲み込んでしまうようで怖い。

確かに色々な国に行って色々な経験をしたし、色々なものを見たり、色々なものを食べたりしてきた。イメージとしてはそれらのことがある程度浮かんでは来るのだけど今目の前で展開されているわけでは当然ないただの記憶だからどれもしっくりこない。

色々なことを経験したほうが良いと人は言う。私も確かにそう思う。しかし、結局人間って今に生きることしかできないのがとてもつらい。過去にどんなに楽しく充実した体験をしても過ぎ去ればもうそれを感じることはできない。

つい2週間前にはプーケットで有頂天の気分で過ごしていた自分も今はつまらない日常に押しつぶされそうになっている。ただひたすらこの現実をやり過ごすしかない。さらにさかのぼって20代や10代の頃を思い出してみても確かにそんな時もあったなあくらいでなんだか実感が沸かない。

同じ自分がそうした若いころを過ごしていたはずなのにまるで他人事のように感じてしまう。この不思議な感覚はいったい何なのだろう?

今を生きるしかないという現実はなかなか重たいものだ。この重たい石を少しずつずらしていくしかない。ドラえもんのどこでもドアみたいなものがあれば楽だろうが人生はそんなに甘くない。過去の自分とはいったい何だったのだろうか?最近になって自分というものをようやくつかみ始めて落ち着きだしている。ようやく自分探しの旅を終えて一息ついている感覚もあるのだが、そうすると今度は自分探しをしていた自分とはいったいなんだったのか?と逆に気になる。

いつまでたっても人生というものがよくわからず、記憶は薄っぺらいままなのである。