人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

秀才の悲喜劇

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新潟県米山隆一知事が週刊文春の買春報道がもとで辞職した。この米山知事の学歴の凄さは目に余るものがある。

彼は誰もが知る日本トップの灘高校を卒業後紛れもなく最難関の東京大学医学部に入学後医師免許を取得し、その後なんと30歳で文科系最難関の司法試験に合格後東大で経済学と医学の博士号を取得している最強のツワモノなのである。これ以上の学歴を持っている人物を私は知らない。

ごくごくまれに弁護士資格と医師免許を両方所持している凄い人がいるが、米山知事のように日本最難関の灘高校を出て東大医学部を卒業している人はいないだろう。弁護士か医師かどちらか片方の資格を所持しているだけで十分なエリートである。普通の人はどんなに頑張っても弁護士や医師になれないからである。

かくいう私も才能や実力があったなら東大の文科Ⅰ類(法学部)か早稲田の法学部を卒業して弁護士にでもなってみたかった。もちろん頭がバカで話にならなかった。医師には全然なりたいと思えなかった。医師の仕事というのはほとんど休みがないからである。もちろん医師と言っても色々な働き方がありワークライフバランスを大事にしながらうまく生きている人もいるだろうが、多くの日本の医師はとにかくひたすら働いている感じがありプライベートを犠牲にしているのである。

弁護士はどうかというとやはりそうした面はあるかと思うが、生命が関わった緊迫した手術などをしなくても良い分まだ私にはむいているのかもしれないと思う面があった。医師と言っても精神科医などは手術などに関係がないと思うが、メンタル面はやられそうな感じがするし大変そうである。最近は自分がバカに産まれてきて逆に良かったのかもしれないと思っている。バカだからこそ諦めなければいけないことがてんこもりにあった人生ではあったが、気楽だった一面は否めない。

別に仕事でやりがいや生きがいを求めなくても良いのである。誰でもできる簡単な仕事をして我慢してお金を稼ぎ趣味の一人旅に費やし、ビールを飲んで憂さ晴らしをする私の人生もそんなにめちゃくちゃ悪くない。まあ、良くはないけど。

それにしても、米山知事はクソまじめだなあと思う。たかが買春したくらいで知事を辞める必要など何もない。もっと開き直ってしまって良いと思う。まあ、この人の場合、医師免許と弁護士資格という国内最強の資格を2つも持っているのだから知事を辞めたところで食うに困ることなんてあり得ないから余裕なのかもしれない。

結論からすると人間などどうにでも生きていけるのだ。インドに行って特にそう思った。インドの路上生活者のたくましさを見て人間の強さを知った。こうでなければ生きていけないというのはほとんどの場合思い込みであって、実はこうでなくても全然生きていけるものである。逆に、こうでなければ生きていけないという思いに縛られて無理な我慢を強いている状況ほど自分の身体を蝕んで不健康にし、死を早めている感がある。

どんな人でも生きていける社会が理想である。そして、それに付随して誰もが安楽に死ねる環境を整備していくことも重要だと私は思う。