ネットのニュースを見ていたらインド北部で砂嵐があり、少なくとも77人が死亡したそうである。とんでもないことだ。仮に日本で砂嵐が起きて1人でも死んだら大ニュースになるのに、インドではしれっと「ああ死んだの?可哀そうにね」っていうくらいの扱いしかされない。
インドの現在の推計人口はなんと13億3400万人。中国が14億弱くらいだからもうじき抜いて世界一の人口になるだろう。13億3400万人も人がいればまあ数十人くらい死んでもびくともしないっていう余裕があるのだろう。恐ろしい国である。
インドという国に行くと本当に人が多いなあと実感するものだ。東京や大阪も確かに人が多いのだが、ビルや地下や電車に人が収まっているのでまだましである。インドは路上に人が溢れかえっている。しかも暇そうな人がやたらに多い。変な人も多い。
インドに行けば嫌でも人命というものを考えることになる。所詮1人の命なんてたいしたものじゃないと感じてしまう。我々はなんとなくインド人より日本人の方が色々な意味で優れていると考えがちである。しかし、それは甘い。
確実に言えるのはいい加減にゆるく生きる能力は確実にインド人の方が上だという事。つまり、サバイバル能力において日本人はインド人より劣っていると思うのだ。日本のようにルールが割ときちんとしている国で当たり前のようなことがインドでは全然通用しないことがある。
ルールを守って真面目に生きているインド人もいるだろうが多くはもっとずっとゆるくていい加減に適当に毎日を過ごしている。嘘も平気でつくし、詐欺師も多いのがインドである。そうしないと生き残れないというのもあるだろう。それにしても、あの顔が濃いインド人に囲まれて毎日過ごすなんて凄いことだ。私は薄顔が好きである。