人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

魅力の問題

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私の人生はなぜしらけてしまっているのか?いつもいつも虚しいのか?

それはズバリ私自身に何も人間的な魅力がないというところに尽きる。私ほど魅力がない人間というのも少ないだろう。これといった能力や才能は何もなく、人を惹きつけるような何かもない。ただ、地味に可もなく不可もなく生きているだけである。私は自分に魅力がないからこそ毎日悩み、日々落ち込み、やる気も出ず、人生に希望も持てず、しょっちゅう死にたくなり、絶望し、生きる気力がわかず、毎日がくだらないと思ってしまっているのである。

そして、恐ろしいことにこうしたことを日々考え、悩み、落ち込めば落ち込むほどさらに魅力がなくなり、つまらない人間になっていくのである。能力や才能などがなくてもなんとなく人を惹きつけるような魅力がある人をとても羨ましく思う。能力や才能がない代わりにそうした魅力をもって産まれてきたらもっとましな人生だったのかもしれないと思う。私の場合、残念ながらそうではなかった。

私に才能がないのも能力が足りないのも魅力がないのもすべて神のさじ加減なのだろうと思う。魅力がない人間ってどうあがいても魅力がないのだろうと思う。コツコツ自分磨きを続ければ輝くのかというとそうでもない。まあ、多少はマシだというくらいにはなるだろう。しかし、もともと能力なり、才能なり、魅力なりを持って産まれてきた人にはまるで歯が立たないのが現実である。この事実に絶望し、落胆しながら生きてきた。本当に毎日が挫折だったよ。特に20歳くらいからは。

魅力って本当に不思議なものだ。これと言って目に見えるような客観的な数値で測れないものなのに、確実に存在するのだ。天性のものとしか言いようがない。時々魅力がないのに、変に自信を持っていたり、魅力があるかのように振舞っていたりする人がいるけどそうしたことのすべては逆効果な気がする。どんなに強がっても王様は裸だ。それは周囲の人にはすぐわかるものである。見抜かれてしまうのである。

ある時、タイのバンコク滞在時に凄い魅力を持った3人組に出会ったことがある。20代前半で一人は女性、二人は男性、三人旅をしていた日本人のミュージシャンなのだがすぐにその魅力に圧倒されてしまった。ああ、もうこの人達と自分とは何から何まで全然違う!!と叫びたくなった。そして、それだけ能力や魅力に溢れていながらもまったくかっこつけていたり、上から目線だったり、気取っていたり、何かを見せびらかそうとしていたりという作った感じのものがなくて自然体そのものであった。こういう人達こそが本当に凄いんだと実感した。あの体験は衝撃だった。

一流の人は謙虚でフランクだとよく言われるけどそれを実体験した出来事なのである。一流の人というのはかっこつけなくても自分の能力や才能や魅力を自分も周りもよくわかっているから作る必要がないのである。まさにその部分で自分とはまったく違ったし、凄く羨ましいと思った。こういう人生を歩みたいと思った。でも、それは神様が許さなかった。自分は自分を死ぬまでやるしかない。どんなに魅力がなくてもこの私をやるしかない。

それが私に与えられた運命であり、宿命なのである。