人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

最近人生が楽しくなってきた

時が経つのは早いもので前回の記事更新からもう1ヶ月も経ってしまった。一体俺は何をやっていたんだろう?

でもそれなりに充実していたことは間違いない。

最近、とても嬉しく感じていること・・それは人生が楽しくなってきたことである。

以前の自分はひたすらマイナス思考であった。明るい未来みたいなものが全く信じられなかった。

しかし、最近はプライベートが楽しくて割と充実している。

別に彼女ができたとか友達が増えたとかお金がたくさんあって余裕があるとかそういった変化があったわけではない。

なんと言うか心がふわっと軽くなったという感じである。

以前は、何をやってもつまらないし退屈だと感じながら過ごしていたプライベートの時間がイキイキと充実したものになってきているのだ。

ところで・・私は地図が好きである。

もともと気が狂うほどの旅好きで世界中を(と言ってもまだまだほんの一部であるが・・)旅して回ってきたほうであるが最近、ますますその傾向に拍車がかかりさらにあっちにも行きたいこっちにも行きたい、あれも見たい、これも見たいという欲望が強くなり旅の本を買ったり、それに付随した地図を読んだりして想像を膨らませているのだ。

それがとても楽しくて私のプライベートを充実させてくれている。

さらに、日本国内にも関心が出てきて書店に行っては立ち読みしたりカフェ併設の本屋で椅子に座ってコーヒーをすすりながら地図を眺めたりしている。

大好きな東京の地図を見て、「ここにこんなものがあるのか??へーーここにはこうやって行けるのか?」など色々なことを思い巡らしている。

そう考えてみると自分の可能性はまだまだ無限にあるような感じがしてきて幸せな気分に浸れる。

特に建物が密集している都会の街を歩くのは大好きでそれを二次元の世界に落とし込んだ都市地図を見ていると実に色々なことを発見して感激するし、実際に歩いて確かめたくなる。

まだまだ知らない世界があるのだ・・と言う言い方では全然おこがましい。

実は私は世界(日本も自分とそれを取り巻く環境も何もかも)を全く知らないどころかまるでわかっていない、いや原理的にわかりえないようにできているのだと気付かされはっとさせられる。

自分が知っているのは本当に今のこの瞬間の目で捉えられる範囲内の出来事でしかない。

他のことは何も知らないし、わからない。たとえ同じ市内であっても同じ町内であっても同じ敷地内であっても自分が目で捉えられるこの場所のこの瞬間の出来事しか知りえないのだ。

しかもそれはすべての人間が同じでそう考えると人間は皆、平等であるという感じがしてきてなんとも心が平穏になってくる。

そうしたことをつらつらと考えながら過ごしたあっという間の1ヶ月であった。

実は私は3月末で今の職場を退職するのだ。そのあとわずか数日、海外に旅立った後また新しい職場で働くことが決まっている。

これも私をウキウキさせてくれている1つの要因である。私はこの選択を微塵も後悔していない。

また、新たな発見をたくさんしていくだろうし、新たな出会いをもたらしてくれるだろう。

そんな時に地図を見ると世界の無限の広がりを感じて安心する。自分の居場所は「ここ」だけではない。

世の中には実に想像できないほどいろんな場所があるし、いろんな職場があるし、いろんな人がいる。

そういう世界を少しずつ開拓して耕して発見していくこと・・・それが私にとっての充実した人生につながると感じている。

そして、最近はよくyou tubeでいろんな動画を見ているのだが、先日見た動画の中にNo1ホストに密着したTV番組の収録があり、とても面白かった。

この夕聖というホスト↓とてもかっこ良くて好きだ。


実録! ホストの花道 ~新宿最強の色男軍団~ 7/8 - YouTube

スタイル良し、顔良し、ピアノは抜群にうまく、女にもてるために産まれてきたような男である。

世の中にはこういう恵まれた男もいるんだなと感心した。

自分とのあまりの差に愕然とさせられた。何より、ホストは酒が飲めなければいけないが私は酒が全然駄目だ。

酒を飲むとすぐに酔ってしまって弱いというのもあるが、それよりも私は凄く体質的に太りやすくて(今までそれを凄く病んできたのだが・・)酒を飲むことで太ってしまうことのほうが気になるくらいである。

このホストもそうだが、いくら酒を飲んでも全然太らない体質なのだろう。

それがめちゃくちゃに羨ましい。今すぐに、身体ごと交換したい気分である。

たった80年かそこらの人生なのになんで私は私に産まれてきたことにこんなに納得できず、思い通りにいかず、イライラし、歯がゆく、悔しくつらいのだろう。

今までの人生で(こんな私に産んだことに対して・・)何度親を憎んだかわからない。

この夕聖というホストのように美男子で太らない体質に生まれてきたら私はもっと自分が望むように生きることができたはずである。

しかし、私はそう産まれなかった。もう、私は私でしかない。私を私として受け入れて生きていくしかない。

でも、そんな苦しい気持ちの中、地図を見ているときはふとすべてを忘れさせられるほどのめりこむことができるようになった。

世界は本当に広くて無限である。とりあえずそう思うことで幸せに生きられるのならそれでいいじゃないか・・と思うことで日々過ごしているのである。