昨日は名古屋に1泊で旅行に行き、今日の昼に帰ってきた。
地理的には東京よりも名古屋のほうが近くて断然行きやすいのだがあまり行かないので久しぶりであった。
やはり、名古屋は私の肌には合わないようだ。
なんというかこう言っちゃ失礼だがぱっとしない感じがする。
東京はすべてにおいて洗練された感じがするのだが、名古屋はなんか寂れていてくたびれていて垢抜けていない感じがしてしまう。
名古屋の繁華街である栄のホテルに泊まり、周囲を歩いてみたのだが、案の上中国系の立ちんぼ(路上売春婦)が多い。
そこら中に立っていて「お兄さーん」と声をかけてくる。
そうやって声をかけられると気持ち悪くて背筋がぶるぶるっと震えてしまう。なんだか嫌な気分である。
実際に、立ちんぼを買ったことは当然ながら一度もないのだがどの位の金がかかるのか少し気になる。
実は、フィリピンのマニラなんかに行くと名古屋の栄あたりでよく見かける立ちんぼが非常に多い。
もちろん、マニラと言っても外国人が多く宿泊する一部のエリアに限られているのだが、夜マニラの街を1人で歩いていると若い女やらおかまやらが「お兄さーん、どこ行くの?どこのホテルに泊まってるの?」などと英語で話しかけてくる。
しかもその数が半端ではない。フィリピンは子供の数が非常に多く、人口爆発が進んでいる国だがその割りに国内に産業が育っておらず慢性的な就職難である。
とにかく人が余っていてどうしようもないのである。
働き口がないのだから致し方ないのだが、働かなければ食っていけないのだからなんらかの仕事をして小銭を稼いでそれだけでは生活ができないので若い女性などは夜に売春をして生計を立てたり、親や兄弟を養っているケースが非常に多いのである。
それは、さておき名古屋はあまり好きではない。
やはり、私は東京が肌に合うし好きだ。
名古屋弁(例えば○○しとる、○○やっとる・・etc)というのもあまり好きではない。
やはり、日本語は標準語が一番綺麗だし好きである。
そういう意味でも東京の言葉は違和感なく聞けるから良い。
最近は、you tubeで落語ばかりを聞いている。
これが楽しくてたまらない。
最近、よく聞いている落語家は柳家小三治さんである。
小三治さんは去年、国の重要無形文化財に指定された人間国宝である。
落語界では柳家小さん、桂米朝に続いて3人目の人間国宝なので物凄い実力者なのだ。
小三治さんの落語は物凄く味があって面白い。芸が細かいし芸の幅も広い。
話しを聞いているうちに吸い込まれてしまう。
落語を好きになり始めたのは本当につい最近だがここまではまるとは思わなかった。
これからも東京に行ったときはどんどん寄席に通って生で見たいし、you tubeなどで色々な落語にあたってみようと思っている。
私の父親も東京生まれの東京育ちだし落語が好きである。
その血を受け継いでいる私はやはり生粋の江戸っ子なのだ。