人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

ただ目の前の現実に流されてしまえば良い

今日も朝早くから目が覚めた。

一瞬今日は「あれやこれをしたい!」とか「あれやこれをしなきゃ!」などの思いが胸を去来したがよく考えてみるとどうでもいいことばかりだ。

結局のところ、今日の目標はただ生きるということだけ。

別に何かをやる必要もない。ただ生きてみれば良いだけ。

人生に張合いを求めて自分に色々なことを課し、「今日はまずあれをしてこの時間にはこれをして」とか考えることもあるがよく考えてみると何をやったっていずれは死んで無に帰すのだからそんなに焦ることもあるまい。

ただただ目の前の現実に流されてしまえば良いと思うことがある。

人生って一体何なのか?

色々な言い方ができるけど、一言で言うと「思い出作り」の場だと思っている。

人は自分の人生に独自の闘いを挑みその中で悩み、苦しみ、喜び、感動し、泣き、笑う。

その全てがあっという間に過ぎ去り、わずか数十年で人生は閉幕することになる。

最後の瞬間に残るものは思い出という名の残像だけではないか?

良い思い出を作れたものこそ人生の勝者なのではないか?と思う。

良い思い出を作るためには自分のやりたいことをできるだけやることが必要だ。

この人生に絶対にやらなければいけないと定まっていることは何もない。

自己責任で何をやってもいいのだ。

そして時間はあっという間に過ぎ去り死を迎えることになるのだから何をやってもやらなくても同じなのだ。

自分の心の中にある思い出が多いか少ないかだけである。

それも認知症や脳の病気などにかかれば消え去ってしまうほど儚いもの。

この世ははかない場所のようだ。だからただ生きているだけで良いのだと思う。

ただ生きているというのはただ呼吸していれば良いと言い替えて良い。それだけならできそうだ。