ついに錦織圭がやりました。
あのラファエルナダルを倒しました。
過去7戦全敗の相手ですから8度目の正直です。
ナダルと言えば私は2008年のウィンブルドン決勝、ロジャーフェデラーとの戦いが忘れられません。
2006年、2007年とナダルはウィンブルドンで決勝に勝ち上がりながらも男子テニス界、歴代最強との呼び声高いロジャーフェデラーに接戦の末負けて準優勝に甘んじていたのです。
そして、2008年のウィンブルドン決勝で4時間を越えるフルセットの大接戦の末ついにフェデラーを3度目の正直で撃破したナダルは若干22歳でした。
この頃のナダルが最強だったんではないか?と私は思います。
2008年のウィンブルドン決勝ナダルVSフェデラーの試合を私は最初から最後まで見ていました。
本当に涙が出るほど感動的な試合でした。
物凄い緊迫感が最初から最後まで漂っていましたし、超絶ハイレベルな試合で、過去のウィンブルドンの名勝負の中で最高の試合だと呼ばれています。
テニスの試合を好き好んでテレビで見ているわけではないのですがなぜか偶然にもこの試合は見ていました。
とてもラッキーだったと思っています。
フェデラーはとにかく全てにおいてパーフェクトな選手でとても美しいテニスをします。
一方でナダルはその俊敏な運動神経とパワーを生かした激しい動物的な感覚のテニスを仕掛けます。
プレー中、フェデラーはとにかく冷静でクールです。
一方でナダルは毎ショットごとに「あー」とか叫びながら打っていますからかなり情熱的で激しい感じです。
フェデラーが男子テニス界最高の選手であることはその実績からも間違いないことだと思いますが、絶好調の時のナダルはフェデラーを凌ぎました。
そんなナダルをついに日本テニス界史上最高の選手、錦織圭が倒したのです。
これは凄い。
是非このまま決勝まで進んでタイトルをとってほしい。
そしてそのまま全米オープンテニスに進んで、優勝してほしいと思います。
いよいよ日本人選手のグランドスラムでの初タイトルが見えてきました。
今、男子テニスが熱いです。