人生が何なのかよくわからなくなって悩むことがあるけど、結局のところ人生とは修行なんだと思う。
苦しい時とか困った時に誰かを頼りたくなるけど最終的には全て自分でなんとかしなければいけない。
自分ができないことを誰かにやってもらっても死ぬのは自分だしそれを代わってもらうことは不可能である。
周りの人は自分に似ているようで全然違う。
他人ができたしたとしても自分ができる保証は何もない。
他人が楽しくても自分が楽しくないことは山ほどある。
他人が納得しても自分が納得できないこともよくある。
他人は満足しても自分は満足できないこともたくさんある。
地球上の人間は全員が違う状況の中で生まれてきて各自に課せられた課題を背負って生きている。
例え環境に恵まれても自分自身に恵まれないこともよくある。
自分の中に何の能力や才能を見いだせないかもしれないし、自分の抱えた持病が自分を苦しめていることもある。
自分に恵まれても周囲の環境が成功を阻んでいることもよくある。
全ては偶然なのかもしれないがその中でなんとか頑張って生きていくしかないし、耐えて生きていくしかない。
人生に起こる全ては結局のところ修行のためにあるのだ。
私もやはり苦しい修行に耐えている身だ。
色々な苦難が私の人生の安楽を妨げている。
他人から見ると何も悩んでいなくて羨ましく見えるようなのだが実際には結構きつい人生なのだ。
私の場合、親兄弟、親戚など生育環境には恵まれた。
しかし、自分自身に恵まれなかった。
他人にはなかなか理解してもらえない苦しみがあり、それを背負って生きているから決して楽でも自由でもない。
そんな自分が許せないこともあったが周りを見渡してよく観察してみるとそれぞれがそれぞれのレベルで苦しみ困難に耐えて修行をしていることがわかった。
自分がこの程度のところに留まっているのも致し方ないことなのかと諦めもついた。
他人にはすいすいと超えることができても自分には到底越えられない壁があったりする。
人生とは往々にしてそういうものだ。
逆に自分にはすいすい越えられる壁が他人にはどうにも越えられないことがある。
人生とは苦難と忍耐の旅だと思う。
死ぬまでの修行である。