人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

日本の旅の活性化

最近、外国人旅行客が物凄く増えた。

これは大変素晴らしいことである。

以前は東京、京都、大阪などの大都市や観光都市にほとんど吸い取られていたのだが最近は地方都市にも来るようになっている。

これは、日本をよく知ってもらう為に良い傾向ではないだろうか?

東京、京都、大阪だけが日本ではないのだ。

むしろその3つは大きく日本から離れていると言ってもいいかもしれない。

日本は地方都市がなかなか味があって面白い。

私も地方都市に住んでいるからその良さはわかっているつもりだ。

地方都市で生活することのメリットは生活費(居住費)の安さだと思う。

東京の半分の家賃ではるかに良い物件に住めてコストパフォーマンスが良い。

それに車で通学通勤ができるから便利で快適だ。

大都市での生活と地方都市の生活は同じ日本であっても全然違う。

旅をした場合、大きく異なるのは景色だろう。

地方都市は自然景観がだいぶ異なる。

地方都市が栄えているのは駅前とその周辺だけだったりするから車で少し走ると自然が豊富だったりする。

日本という国は自然が美しい国であるからもっと地方都市の自然や自然に付随している宿屋温泉及び地酒、地ビールなどを外国人にアピールしていけばマーケットが拡大していくと思う。

私も他県や他市の人は全然知らない地元の良いスポットを知っているし、逆に他県や他市の人も自分が知らない面白い場所や自然が溢れる美しい場所を知っていることだろう。

こうした穴場を開発していくともっともっと日本を旅する面白みが増えてくると思う。

インドネシアバリ島ウブドというところに行って感じたことは景観が美しいということだけで十分に観光価値があるということだ。

ウブドというところはバリ島のなかでも一大観光地であるが行ってみるととっても田舎である。

確かに田舎で何もないけど発展した田舎なのだ。

お洒落で雰囲気の良いレストランやカフェが立ち並び安くて質の高いゲストハウスやホテルもたくさんある。

夜になれば一流のバリ舞踊が数か所で楽しめる。

このように昼夜問わず旅人には安心して楽しめる環境が整っているのがバリ島ウブドだ。

日本の田舎ももっと活性化して国外に売り込んでいけばいいのだ。

特に過疎化している地域などは逆転の発想をしていけば良い。

もっと外国人受けする街にして旅先としてアピールできるような街づくりをして人の流れを作れるようにすれば活性化していくだろう。

ラオス世界遺産都市ルアンパバンやバリ島ウブドなどはまさにそうやって成功している田舎の町である。

アメリカのシアトルなんかも自然景観の美しさを売りにして旅行客を惹きつけている地方都市である。

日本で成功している観光地は京都だが日本の田舎はやり方によっては第二の京都になる魅力があるところがいっぱいあると思っている。

まあ、どうでもいいことだけど。