なんだか生きているって色々と大変で面倒くさいなと思っている。
いったい私の人生は何なのだろう?
全く必要ない気もするけどね。
全ての人生は一時的なものであり、仮の宿なのだ。
曽野綾子さんの著書に「仮の宿」と言う本があって物凄く共感したけどその通りなんだと思う。
結局、この自分の身体を一時的に借りているだけなんだ。
そして、現世で何をしているかと言うと修行をしているのだ。
ここは美輪明宏さんの著書で述べられているとおりである。
「仮の宿」の現世でこの自分という過酷な条件を与えられて死ぬまでの「修行」をさせられているのが人生の正体なのだ。
今の人生が苦しいのは当たり前だ。
この修行が終わった瞬間にまたふと産まれてきて別の過酷な修行が始まっていることだろう。
右を見ても左を見ても大変そうな人ばかりだ。
完璧な人間なんて一人もいないのだから。
結局この修行を笑って耐えることだけが必要なんだと思う。
全然笑えない状況で笑ってみること。
これって結構大事なんじゃないだろうか?
自分は全然笑えないからまだ駄目なんだろうけど。
とりあえずインドの路上生活者に比べればはるかにマシだ。
路上で一日寝起きするだけでも地獄なのにそれが産まれた時から24時間365日続いている人もいるわけで。
しかも靴すら買えずに裸足の生活を余儀なくされている。
まずは与えられている物や状況に感謝することから始めなければいけない。
自分にとって当たり前のことが当たり前じゃない人なんていくらでもいるのだから。