自分のどうしようもない部分をどうにかしたいと思っている人は多いことだろう。
私も自分の駄目さ加減に散々悩んできた。
しかし、結果的にどうにもできなかったばかりか、年齢を経るごとに加速度的にさらに輪をかけて駄目になっているのを自覚し発狂しそうになっているほどなのだ。
世の中にはそんな自分をあざ笑うかのように軽々と「そんなのこうすればいいんだよ」的なことを言う人がいるが「それをこうすること」ができないから悩んでいるのだ。
他人にとって簡単なことが自分にとっては超難関であるから人生は複雑で難しい。
人生とは複雑に絡まり合った糸みたいなものである。
これを解きほぐしていくことは絶望的に困難でエネルギーを要することだ。
私の場合、うつ病を抱えているがこれは解決が難しい病気である。
エネルギーが減退しやる気がなくなり、イライラしたり、マイナス思考に陥ったり、自殺したくなったり、絶望的で暗い気分に陥ったりと色々と負の要素がある。
「そんなに難しく考えなくていいんだよ」的なことを言う人は何もわかっていない人である。
世の中には物事を簡単に考えてすぐに切り替えていけることができる人ばかりではない。
常に頭の中に暗雲が立ち込めていて悶々とせざるを得ない病気体質の人もいるのだ。
人間の人生と言うものは体質に左右されてしまうものだ。
体質は薬を飲んだり、努力したりすることで多少は改善できるものの本質的には全く解決できない。
それなのに社会人になったら全ての責任は自分自身でとることが前提になっている。
駄目な自分も受け入れて責任をとらなければいけない。
これじゃあ発狂したくもなる。
本気で人生どうでもいいなあ。