私の足は短い。
世間で言うところの「短足」ってやつである。
しかし、この足の短さに関してはそれほど思い悩む必要がないことに気付いた。
なぜならそこら中にうじゃうじゃいる日本人のほとんどが「短足」であることに気付いたからだ。
街中で「私はとても足が短くて悩んでいます。助けてください。」とプラカードを掲げて募金活動をしたとしたら「俺だって、私だって、ワシだって・・短足じゃ。この悩みはあなただけではない。」と言うお怒りの言葉が殺到するはずなのだ。
銭湯などに入って周囲を見渡してみると日本人は短足なんだなあとしみじみ感ずる。
目が細かったり小さかったり髪が黒かったりするのと同じような遺伝子由来のものなのだから致し方ない。
と言うことで悩みの一つである「短足」についてはクリアすることができそうだ。
次は「暗い性格」をなんとか解決したい。
これも日本人特有のストイックな遺伝子が関係していそうだ。
性格が暗くて悩んでいる我が同朋がなんと多いことか。
もしかしたらこれも悩む必要がないことなのかもしれない。
足が短いことと同じように解決できないことかもしれないのだ。
「短足であること」「性格が暗いこと」を明るく前向きに笑い飛ばすことができたらどれだけ素晴らしいことだろう。