ウルグアイ共和国第40代大統領ホセ・ムヒカ氏の言葉に強く共感する。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
この言葉に感動したというよりも共感を覚えた。
私は基本的に全然お金に興味がないタイプの人間である。
今すぐ1億円もらえるとしてももらわないと思う。
一見お金を手に入れると「自由」なようで本当のところは自由ではないからだ。
自分のお金や財産を守るための時間やエネルギーの方がはるかに無駄な気がする。
私は無駄遣いが大好きである。
そして、計画的な貯金が大嫌いである。
なぜかと言うとそうした行動が自分の人生を激しく束縛するからだ。
別に明日死んでもいいと思っている人間が何十年も先のことを憂えて備えるなんて心の底から馬鹿らしいことである。
私は常に車の中に1本の縄を用意している。
それは、いざとなったら自殺できるようにするための道具だ。
これは、自分の人生を自由にするための準備である。
自分の人生には最後まで自分の意思で責任を取りたいと思っている。
これは一つの決意である。
私は確かに貧乏で貯金もほとんどないのだが、一応健康だし借金もないし、本気でいつ死んでも良いと思っているから大金を手に入れたところでしょうがないのだ。
ホセムヒカ氏が言っているように最も大切なものは「お金」ではなく、「自由」であり、自分のための時間だと思う。
お金がなくても自分のために自由に使える時間があればそれで満足だし、お金があっても仕事や組織や友人、知人、家族などのしがらみに束縛されるのは絶対嫌だ。
私は生まれながらのリベラルで自由愛好家だ。
ホセムヒカ氏も典型的なリベラルな考えで完全に共感できる。