先程、リトルインディアの宿に戻ってきた。
その名の通り『インド人街』であるからリトルインディア駅を一歩出た途端周りはインド人(厳密にはインド系シンガポール人)ばかりで、なかなか濃くて味わい深い街である。
宿に帰る道をぷらぷら歩いている途中で恐ろしい光景を見た。
青信号で渡っている歩行者(もちろん全員インド人)の列にクラクションを鳴らしながら高速で車が突っ込んできた。
歩行者は危うくかわしたが、一歩間違えば数人跳ね飛ばされてもおかしくなかった。
インド人の車の運転は極めて危ないから注意が必要だ。
基本的にインド人ドライバーは歩行者を見かけても減速しない。
クラクションを鳴らしたまま減速しないで(むしろ加速して)突っ込んで行き、歩行者の側に無理やり道をあけさせるやり方をするのが一般的である。
日本人とは真逆のルールを採用しているから、命が欲しかったら知っておいて損はない。
歩行者を見かけたら徐行する・・・なんてのは日本始め一部先進国のルールであり、世界共通ではない。
特にインドのドライバーは何があっても絶対に減速しないジェットコースター型運転をしてくるので心臓に悪い。
久しぶりに事故スレスレのヤバい状況を見て脳内科学変化が起きたのか、不意に頭の中でジュディ アンド マリー(JUDY AND MARY)の『くじら12号』が鳴り始めた。
今の若い人達はジュディマリを知っているのだろうか?
ミスチルは現役バリバリで有名だからさすがに知っていると思うが、ジュディマリは2001年に解散しているから今や忘れられつつある存在だ。
私は高校時代、特にジュディマリとミスチルが大好きでいつも聞いていた。
好きな曲はたくさんあるけどとりわけ『くじら12号』は印象的な曲だ。
ちなみにジュディマリは『くじら12号』的なノリノリのロックな曲もいいが、スローテンポなバラード系の曲も良い。
彼らのファンならここら辺のことをすぐに理解してくれると思う。
てなわけでなかなか面白い出来事だった。
人生は何がどう繋がるかわからないからいいのだ。
久しぶりにまた色々と聞いてみようかと思った。
Judy and Mary - くじら12号 (720 HD)
ちなみに日中はyou tubeでthe beatlesの『PENNY LANE』を何度も聞いていた。
とても大好きな曲で元気が出るから旅の最中に欠かせない曲なのだ。