前回の記事更新から10日も経ってしまった。
相変わらず老後生活満喫中である。
老後・・・と言っても私はまだ30代半ば、普通に働いているが心理的には老後生活なのだ。
前回記事を書いてから色々な事を考え悩み苦しんだ。
全て面倒臭いからこのまま海の中に飛び込んでやろうかとか山に入って首吊ってやろうかとか半分本気で考えた。
しかし、実行には移さなかった。
そう思いつめても人間とはそう簡単に死ぬような弱い代物ではない。
本能的に生きる希望を探しているものなのだ。
それに、私は旅をして世界を見過ぎだのかもしれない。
色々な国に行ってそこで生きる悲惨な人達の生活を垣間見てきた。
少なくとも今の自分は彼らよりはるかに恵まれていると確信を持って言える。
だからこそ自然ともう少し生きてみようと思える。
さて、人は一般的に老後を迎えると孤独で寂しくなり鬱気味になると言われる。
その意味で私はいつも孤独な老後生活をしているようなものだ。
そしてそれを思う存分楽しみ、満喫している。
時折襲われる寂しさにも自分を励まし、奮い立たせている。
孤独な老後と言うと一般的にとても暗くて寂しい負のイメージだ。
しかし、これが人間の真の姿なんだと思う。
どんなに友達や仲間や家族に囲まれ、財産を持っていても究極的には私の孤独や死を救う事はできないはずである。
この現実を自分自身に叩きつけることによって私は強くなる。
そして、人は皆孤独であることに気付く。
どんなに孤独であっても良いが、孤立は避けた方が良い。
孤立は精神を蝕む。
社会で孤立しない程度に孤独を楽しむ。
今日は旨いビールを飲めて幸せだった。
明日は何があるんだろう?
私はまだ諦めていないのだ。
生きている限りワクワクしていたい。
例え老後であっても。