大原扁理さんの「年収90万円で東京ハッピーライフ」を読む。

- 作者: 大原扁理,死後くん
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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久しぶりに大変素晴らしい本に出会って感動した。
大原さんって凄く性格が優しい方なんだろうなということが伝わってきた。
内容的にはphaさんの「ニートの歩き方」に似ている。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仕事はできるだけしないで、安い家賃の家でできるだけお金を使わずに過ごすという生き方を紹介した本だ。
こういう自制的な生き方ができる人を心の底から尊敬する。
素晴らしいなあと思う。
自分は無駄遣いが大好きだから無理。
水戸黄門から印籠を示されても引き下がりはしないが、phaさんにしろ大原扁理さんにしろ、自分ができない尊敬できる生き方をしている人は自然と頭を下げたくなってしまう。
両者に共通しているのは「多数派になびかない」で自分のペースを大事に守って生きているところだ。
多くの人は周りの目を気にするあまり、自分を偽って無理をしてしまう。
本当は多数派なんて無視すればいいのだ。
国、会社、企業、組織の為に滅私奉公せよ・・みたいな考えが嫌いだ。
ああ・・・私はなんて心が狭いんだろう。
でも嫌いなものは嫌いだ。
個人が大切にされない国も組織も存在価値などないと思う。
私は組織に縛られず自分を大切にした新しい生き方をしている人(大原さんみたいな人)を大切にしたいなと思った。