人生を豊に生きるための方法として「頑張る人に合わせないこと」がある。
頑張る人に合わせてしまうとこちらまで引きずられて無駄に頑張ってしまって疲れ切ることになる。
自分のペースで適度にほどほどに働いてさっさと仕事を切り上げて自分の時間を持つ。
どうせ死んでしまうのだから、人生に焦る必要もないし、無駄に仕事を頑張り抜く必要もないし、生き急ぐ必要もない。
自分の力ではどうしようもないほど過酷な職場だと思ったらさっさと辞めてしまうこと。
そこは自分に合わなかっただけだと諦めることも一つの大切な決断だ。
自分を守ることができるのは自分しかいない。
周囲の人間がどんなに頑張っていても「自分は自分」と割り切って手を引くことだ。
どんなに働いてお金が貯まったところでどうせ死ぬのである。
どんなに頑張って働いたところで自分が死んだ後も恐らく世界は回り続け、そこに死んだ自分はコミットできないのである。
この絶対的な限界を常に意識してあたりを見渡すこと。
豊かに生きる方法は自分だけの時間をより多く確保し、孤独になることである。
孤独になれば自然と人が恋しくなるし、そうすれば誰かといる時間を大切にできるようになるし、弱者を切り捨てることの虚しさにも気付く。
何もできない赤ん坊の時代を経て、働いて何かができる大人になっていつの間にか年老いて動けなくなって死んでいく。
人間は誕生以来ただそれを繰り返しているだけだ。
これらは全て自分自身への言葉である。