ネットの記事を読んでいたら最近、カセットテープが見直され始めているという記事があったけどさすがにそれは無理でしょう。
かつてカセットテープが全盛だったころに子供時代だったからよく知っているがあれほど使い勝手の悪いものもなかった気がする。
CDをカセットテープに落とすときの怠いことこの上なしであった。
A面からB面に移る時に曲が途中で途切れてしまったり、テープが機械に巻き付いてしまっておじゃんになってしまったりトラブルだらけだった気がする。
確かにアナログ感はあるがメリットよりもデメリットが目立ち過ぎた。
これは、ビデオテープにも全く同様のことが言える。
ビデオテープの場合、テープが機械に巻き付いてしまうとカセットテープに輪をかけて非常に面倒くさいことになってしまってウンザリだった。
録画したつもりがとれていなかったり、同じ時間の別の番組をとってしまったりして残念であった。
こうしたことを総合すると科学技術の進歩というのはありがたいと言わざるを得ない。
手際や効率を捨ててモノ自体に価値を見出すという視点を持たない限り、ビデオテープやカセットテープが見直されることはないように思っている。