私が大嫌いな日本人的な価値観の中に「貯蓄は美徳」というものがある。
この価値観をもとに「老後の為に○○円をためるべき」とか「私はこうして○○円貯めました」的な本が数多く出回っている。
私はこうした価値観が心の底から大っっ嫌いである。
「貯蓄は美徳」だと思っていなかったからこそ、子供のころからお金はなるべく貯めない様にしてきた。
日本人というのは先回りして色々なことをぐだぐだ考えることが大好きな国民である。
こうしたら周りからああ言われるなあとか、ああしたらこうなるんじゃないかとか・・心配性なのだ。
人間の生とはそうしたくだらない心配事などをはるかに超越したもののはずだ。
どんなに心配したところでその通りにならないことがほとんどだし、先手を打ったところで必勝とはならない。
そうわかっていても遺伝子の中に刻まれているのかやたらに「備えあれば憂いなし」的な価値観が無駄に流布されることになる。
こうしたものを心の底から糞だと思っているからこそ反抗したくなる。
どんなに備えたってどうせ死にますよ、どんなに準備したって終わりは来ますよということをこのブログで声高に叫んでいる。
貯蓄は美徳とか言い出す人は自分の計画性の高さを称賛し、そうできない人を蔑み、計画性のない輩はいずれ痛い目を見ますよと脅して悦にひたる。
こういう輩にはうるせえ、黙れ!このドアホが---っ!!!!!と叫びたくなる。お前だってたんまり貯めた金を目の前にしていずれ死ぬよと。
どっちが正しいかいずれわかるよと言いたくなる。
日本的なくだらない価値観は徹底的に破壊していこう。世の中にはなるようにしかならんのだ。
今の目の前の現実だけを信じればいいのだ。