いよいよ明日はクリスマスイブ。
20代の頃はクリスマスに彼女がいないのはなんだか恥ずかしいことのような気がして一人外食を控えて自宅でコンビニ弁当なんかを食べていたけどもう30代半ばの独身男には何の関係もない。
年を重ねるごとにクリスマスがどうでもよくなっていく哀しき自分がいることにはたと気付いた。
子供の頃は毎年1回のクリスマスがとても楽しみでワクワクしていたのに。
大学生の頃は彼女がいない男友達と二人で新宿のバーでクリスマスを寂しく祝ったりもした。
あの頃が懐かしい。クリスマスが近づいてもワクワク感も孤独感も何もない自分を見つめるのも寂しいものだ。小学生の頃は12月になると「あわてんぼうのサンタクロース」という歌を歌ったのが印象的だ。この歌を何回も歌ったから歌詞はほぼ暗記している。