人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

絶望的な毎日

ベトナムから帰ってきて、あっという間にもう10日近く経ってしまった。予想通り毎日がつまらなく退屈であほらしくてウンザリしている。以前の自分は仕事を頑張ったり、日常生活がつまらない自分を責めることが多かった。しかし、帰国後の自分には明らかな心境の変化があり、仕事が頑張れなくても日常生活に活路が見いだせなくても別に当たり前だし、そんなことどうでもいいや❗と思うようになった。

充実した男の人生って一体なんだろう?男は一生懸命働いて家族を養って・・みたいな価値観はまだ残っていると思う。いや、男は子供を産むことができない以上頑張って働いて妻子を養うという基本は変わらないのかもしれない。そうするとどうしても仕事を頑張り、働く自分に価値を見いだそうとする欲みたいなものがでてくる。しかし、これこそ諸悪の根源であるように感じる。

男は黙ってサッポロビールだ。
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私は男らしく生きたいと思う。男らしく生きるとは自分に素直に生きるということであり、やりたいことを妥協せずにやることであり、その結果を素直に受け入れることであり、本気でいつ死んでも良いと思いながら今を生きるということだ。

ベトナムは今、人口ボーナス期を迎えていてとにかく若者が多い。ここ数十年の人口増加率は非常に高く、日本のベビーブームのような状態で出生率も高い。少し前までは人口8000万人台だったのに2017年は9500万人に達した。街を歩いても人が多いし、若者や赤子をたくさん見かける。この状態を見てますます私が子孫を残す必要などないのだと思ってしまう。代わりはいくらでもいるのだ。素直にそう思った。

ということで私は私の人生を生きれば良い。周りは関係ない。私は誰よりも海外一人旅が好きだし、旅の途中で死ねたら最高だ。やりたいことをやって死んでいきたい。二十歳過ぎたら老後という言葉を聞いたことがあるけどあながち間違いではないかもしれない。若くして命を落とす人が世界にたくさんいるなかで立派に成人できたのだからもうそれで1つの役割は果たしたのかもしれない。とにかく今を大切に生きよう。将来ではなくただただ今のためだけに今を生きたい。それを今回の旅で再確認したのだ。