人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

俺はイケメンホストだぜーー、イエーイ!

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連日、you tubeでホストの動画ばかり見ている。私の頭は狂ってしまったのだろうか?あの異常で、イカレタ世界を見ているとなぜか心が安らいでくるのはなんでだろう??

ノリノリの音楽を大音量で流しながら掛け声と共にシャンパンタワーに酒を注いでいくホスト達。シャンパンタワーの周りに数十人のホスト達が集まっているのに女の子はわずか一人か、二人しかいないあの異様さ。最初は背筋が寒くなるのだが慣れてくると次第に「俺もあれをやってみたい!!」とか思ってしまうのはなぜなんだろう??

どういうわけか、シャンパンタワーの掛け声や盛り上げ方はどこのお店も決まりきったように同じトーンでワンパターンだ。スーパーの店内を買い物していると通路に設置されたCDラジカセから流れてくる「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、本日は○○にお越しいただきまして誠にありがとうございます。当店はただいま○○が大変お安くなっています。○○こちらが、一枚で○○円、一枚で○○円と大変お買い得となっています・・・是非是非お買い求めくださいませ・・etc」のような感じで個性がないのだ。

これでは電車の車掌アナウンスのように陳腐な気がすら感じるのだがこれで売り上げが上がるのなら致し方あるまい。世の中結果が全てなのだ。ホストになるということはあのシャンパンタワーの脇に立って盛り上げ役をするということである。そして、シャンパンタワーを入れてもらったナンバー1ホストに一言ずつ感動的なメッセージを残していかなければならない。

あのメッセージほど胡散臭いものもないだろう。「○○!これからも俺達とこの店でよきライバルとしてずっと頑張っていこうな、お客様と一緒になって店を盛り上げていこうな・・」とか言っちゃって。うーーん、これは俺には無理そうだ。嘘つけないもん。だって、ホスト業界なんて死ぬほど人の入れ替わり激しいんだよ。次々と入って次々と辞めていく世界なんだよ。プレイヤーなんてせいぜい20代までなんだよ。そんな世界で何十年もずっと一緒に切磋琢磨するなんてあり得ないじゃん!!ってクソ真面目に突っ込みを入れながら見ている自分がいる。

同僚や上司のホスト仲間達の感動的なメッセージの後に本人がさらに泣かせるようなメッセージを残してコールで盛り上げて一気飲みして終わるのだ。あの、強烈な虚しさや寂しさはなんなのだろう。やはりバランスが悪いのだ。男(ホスト)が多すぎて女の子が少なすぎるのである。せめて半々くらいの割合ならまだなんと見ていられるのだが、VTRを見ていると1(女):20(男)くらいの比率になっているからどうにも痛々しくて見ていられなくなるのである。でも、結局気になって見ちゃうのだけれども。

ホスト業界、なかなかエグイ!!もっともっと知りたくなってしまうのはなぜだ???ホストクラブに遊びに来ている女なんかどうでもいい。ホストクラブで働いているホスト達の生態がたまらなく気になるのだ。いったい奴らはどういう生活をしているんだろう??あれほど汚い世界もなかなかないだろう。でもあれほど欲望(金)に素直で純粋な世界もないのかもしれない。自分とは真逆の世界を生きている彼らホスト。

今日はドンペリでも入れるかな。(爆)