今日は仕事が暇すぎて死にたくなった。あまりにも暇でだるくなってきたのでいっそのこと職場の廊下で首でも吊ってやろうかと思ったほどである。
「あいつなんで死んだの?暇だったからじゃね?」
ってなるのもだるいので死ぬのをやめた。忙しすぎるのも嫌だが暇すぎるのも時間が長く感じてだるい。結論から言うと忙しいのも暇なのも嫌だし仕事は面倒くさいということになる。仕事中は暇つぶしにベトナムの移住について調べていた。ベトナムの求人なども調べてみたのだがよく考えるとかの国で働くのもだるい。所詮働いたところですぐに飽きてつまらなくなるだろう。やはり、旅で訪れるのが一番よさそうだ。
ベトナムでビザなし滞在できるのは15日間、それ以上になると1カ月か3カ月間有効の観光ビザを取ることになる。12月から2月末までの寒い3カ月間を常夏のホーチミンで過ごすことができれば最高だ。老後は快適な春から秋までを日本で過ごし、寒い冬の12月から2月いっぱいまでをベトナムで過ごすようにしよう。それこそ私が目指す理想の生活である。
あまりにも暇で色々なことが浮かんでは消えしていたのだが、そのうちの一つに『ガンガーに沿ってさかのぼるべきだった』という後悔がある。9年前インドを訪れたときにデリーからガンガー沿いのハリドワールという街に行った。当初の計画ではさらにガンガー沿いを北上したところにあるリシケシュという街を訪れる予定だったが体調不良で取りやめたのである。
それを今でも悔いている。リシケシュが良いという評判は帰国後色々な本やブログなどで知った。リシケシュに行っておけば良かった。ちなみに、リシケシュとはガンガー沿いのハリドワールというヒンドゥー教の聖地の街から北に40キロくらい、バスで1~2時間行ったところにあるガンガー沿いのヨガの聖地である。
あのビートルズが修行した街として知られ、多くのヨガ道場、ヨガスクール、ヨガのアシュラムなどがある。リシケシュまで来るとだいぶガンガー(ガンジス河)が綺麗になり、普通に泳げるレベルになる。この街にヨガを習う欧米人や日本人は多い。しかし、ヨガを教えるおっさんがセクハラおやじだったりすることもあるため若い女性は注意が必要である。
私はリシケシュも訪れたかったのだが、凄まじい下痢でダウンしていたのだ。ニューデリーから特急列車で4時間かけてハリドワールまでくるのが精いっぱいであった。ハリドワールの宿に着いて周辺を散策するだけでもうお尻の穴から水様便が噴水のように吹き出しまくり耐えられなくなっていたのである。あの状態でリシケシュに行くのは無理だと断念した。しかし、今思えば現地で下痢止めをもらって旅を続けていれば良かった。時間を無駄にしてしまった感が否めない。
ハリドワールも十分面白い街であった。ヒンドゥー教の聖地だけあり、サドゥーと呼ばれる修行僧がたくさん集まって野宿していて迫力があった。ヒンドゥーの聖地だけに野良牛も結構見かけて面白かった。
ということで、昨日私はアイリスオーヤマの電子レンジをネットで注文してしまったのである。読者の方に電子レンジの無限の可能性をほのめかされついに禁断の一手を講じることにしたのだ。ネットで調べた結果最も安い国産アイリスオーヤマの電子レンジで約5000円。ついにやりました。フライパンと電子レンジさえあればもう私は無敵である。さらに・・・私は炊飯器を買うかもしれないのである。どうしよう?どうしよう?と悩んでいるがもし買うとなれば恐らくアイリスオーヤマの最も安い炊飯器を買うことになるだろう。
安い炊飯器を買ってタイ米でも炊いて食べるのである。うーーん、私はやっぱりひねくれている。
一度は自炊を完全に見切り、電子レンジも炊飯器も捨ててしまったのになんたるざまだ。それでも食事を作る楽しさに勝てないのだ。最近掃除もしっかりやるようになった。これが結構楽しい。
ハリドワールで路上生活しているインドのホームレス修行僧に電子レンジでもプレゼントしたくなる気分だ。まだ、私は死んでいない。なんでもできるのだ。
ということでいつかベトナム長期滞在したいなあと思っている。もう本当にいつ死んでもいいなあ。仕事なんてしたくない。
ちなみにリシケシュとはこんなところでっす↓
インド リシケシュ