職場に『病的に人の話を聞けない人』っていると思う。私の職場のとある上司、子供をたくさん育てました的な一見バリバリなんでも頑張るちゃんなのだが、恐ろしく他人の(部下の)話を聞けないのだ。
何か、こちらが声を掛けたり、聞いたりすると終わらないうちに弾丸トーク炸裂。そして、驚くべきことに会議(部下しかいない会議)になると誰の話も聞かずにワンマンショー。一方的に話しまくって終了。いったいこの人の頭の中はどうなってしまっているのだろう??今すぐ精神病棟に入ってもらった方がいいんじゃないだろうか?と思ってしまうのだ。
そんなに、人の話が聞けないくせになぜ、昇進したのか?人の上に立っているのか?それは簡単で、上司や重役がいる会議や集まりでは徹底的ないい子ちゃんで、話もよく聞くのである。つまり、顔をはっきりと使い分けているのだ。力関係で勝てる人の集まりでは独裁者、力関係で負ける人の集まりではいい子ちゃんのイエスマンに早変わり。
これこそが、『地球の歩き方』ならぬ、『世の中の渡り方』の王道と言えるものである。
確かにこうした生き方をすればストレスはたまらないかもしれない。しかし、私は絶対にこういう人になりたくない。会議の場で一切部下の話を聞かず、自分の意見だけを一方的に話し続けるって人間的にどうよ???と思う。そんな会議は全くの無駄、無駄、無駄。まあ、会議自体がはっきり言って無駄なことはわかっているのだけど一応職場の同僚のコミュニケーションの場ではある。
そんな、コミュニケーションの場である会議でその上司は全く一方的に話し続けているくせに、常日頃から『コミュニケーションを大切にしましょう』と(部下に)真顔で言いまくっているのである。ちゃんちゃらおかしな話である。この言葉の真意を私はよくわかっている。『コミュニケーションを大事にしましょう』というのは『(部下であるあなたの話なんて全く興味もないし、聞く気もないけれど)私はとってもいいことを言いますから私の話はいつもたくさん聞いてくださいね。それが部下としての務めですからね。』という意味である。
もう、こういう上司って今すぐにでも精神病棟に隔離するか、死んでもらった方がいいのではないかと思う。しかし、私は頭を切り替えたのである。いや、このまま放置してどうなるかを見たいという強い思いが湧いてきたのだ。人はどうせあっという間に(たかが数十年で)死んでいくのだ。この上司もあと数十年で働けなくなって死んでいくだろう。まあ、せいぜい仕事に精を出して夢をかなえて死んでいってくださいと願うのみだ。
職場なんて金を稼ぐためだけの場所、旅費を稼ぐ為だけの場所だ。一切の期待をしてはいけないのだ。そう言い聞かせている。