以前、とあるお店でビールを注文した時に、「おビールはいつお持ちしますか?」と聞かれて目玉が飛び出しそうになったんだ。
「おビールって何?」って感じなんだけど。ビールを上品に言うと「おビール」になるのだろうか?なんでもかんでも名詞の先頭に「お」をつければいいわけじゃないと思うんだけどなあ。
確かに「おみかん」とか「お大根」とか「おちん〇ん」とか言う人いるけどね。笑
ちなみに、「おビール」と言った店員さんは60代くらいのおばちゃんだった。やはり世代が違うなあ。今の20代~30代ならさすがに「おビール」とは言わない。おビールと言われた時点でビールが美味くなくなる。何度考えてみても「おビール」って日本語が変に感じてしまう。
よくコンビニ店員さんで1千円札を出すと「1000円からでよろしいですか?」みたいなこと言う人がいるけどあれも変な日本語だ。「1000円お預かりします。」でいいではないか。
っていうか、何も言わずに受け取ってお釣りを渡すだけで全然いい。東南アジアのコンビニなんかだど何も言わずにお釣りだけ渡されて終わりだ。それでいいのだ。日本のお店のレジは一言多い。黙って金を受け取ってお釣りを差し出しなさい。
日本って便利なようで不便というか疲れる国だと思う。無駄な気配りめいたものがそこかしこに散りばめられていて消費者を疲弊させる国なのだ。おもてなしの心みたいなのってだるい。本人はおもてなしのつもりでもありがた迷惑ってことがよくある。以前はしゃべる自動販売機がたくさんあったけど最近はほとんど見かけなくなった。
さすがにしゃべる自動販売機はうざいと気づいたからなのか?以前は自動販売機でコーヒーを買うと「行ってらっしゃい」と言われて狼狽していた。たまにコンビニ店員さんでも「行ってらっしゃい」とか言ってくる人がいる。いや、今から家に帰るんだよ。
仕事熱心ってやはり気味が悪い。もっといい加減でいい。かしこまって丁寧におもてなすことだけが良い仕事とはとても思えない。人に無関心なサービスというものがあっていい。なんだか毎日疲れるなあ。