今日はジムで8キロのランニング。時速12.5キロで37分間を快走した。快走と言っても最初の4キロくらいまでは地獄だったけどその後はまあまあ。最近以前に比べて長い距離を楽に走れるようになってきた。これはいいこと。
会社で毎年行われる健康診断が嫌いである。毎回必ずひっかかる数値があるのだが、そのたびに医療機関にかからなければいけないのがだるい。健康診断自体も超絶だるい。
遺伝的な欠陥があって数値が異常高値として出てしまう私からしたら逃げる術なしである。いったん数値を下げる薬を飲んでみたら別の問題が発生したのですぐにやめた。健康に過ごせているのだから問題がない。国は余計なお節介を制度化したもんだなあと思う。
健康診断なんかやめてしまえばいいのに。そもそも私は他人の10倍くらい太りやすい。この太りやすさは明らかに異常である。それにはっきりと気が付いたのは中学3年生の時だ。部活を辞めた瞬間に異常に太り始め運動しても痩せないのである。何もしてなくてもお肉がどんどんついていってしまう。
ただ太りやすいのではなく異常に太りやすいのだ。この太りやすい体質が血液検査の異常高値と確実にどこかで関係していると思う。異常に太りやすいってそれだけで1つの拷問かつ地獄のようなものでそういう体質をもった人にしかわからない。
今は自分をかいならす方法も身に着け節制と運動によりギリギリ生きているが少しでも手を抜くとすぐにぶくぶくに太り始めてしまう。遺伝的に大欠陥を持って生まれてきたわけだ。不思議なことに父親も母親もまったく太っていないし、兄弟もどちらかというとやせ型で祖父母も肥満しておらず、どういう理由で私にだけこのクソファット(肥満)遺伝子が入り込み悪さをしているのかよくわからない。
世の中には30代で癌が発症し早逝される方も多いので人生ってものはよくわからないものだと思う。結局持っている遺伝子によって決まる。どんなに健康的な生活をしていても不健康になって早逝される方がいる一方で不摂生をしても身体にダメージがほとんどない人もいる。
結局は自分に与えられた身体をまっとうするしかない。いくら健康診断をしたところで無駄である。死ぬ人は死ぬし、生き残る人は生き残る。そこにいいも悪いもない。私のようにクソ遺伝子をもって生まれてきてもなんとか健康にしぶとく生きている輩もいる。
与えられた場所で咲くしかないのだが、与えられた場所で咲けずにもがいているのがこの私である。自分に不満ばかりである。それでも人は生きていく。私がいてもいなくても世の中は平気な顔をして何事もなかったかのように回っていく。今日も私はため息まじりにこうして生きているのだ。