人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

闘う哲学者集まれ~

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東洋大学船橋君が構内で竹中平蔵による授業中止の立て看板を立てたり、ビラを配ったりして大学側から退学を視野に入れた厳重注意を受けた件が盛り上がっている。

一言でいうと、船橋君は偉い。君は正しい。君こそ闘う哲学者だ。竹中平蔵なんて新自由主義だのと言って日本の格差社会を加速させたろくでなしである。

竹中がよくテレビ討論なんかに出ているのを見ていたのだが、彼は決まって自分を批判されたり、反論されたりするとキレて人に指を差して偉そうに上からものを言っているのが常だった。毎回すごく胸糞が悪くなっていたのを思い出す。

まあ経済学者にろくなのはいないよ。金儲けをしようとかお金を増やそうという魂胆がまずせこいし、経済なんてなんの実体もないものである。経済学は人間の合理的行動をモデルにして理論を組み立てるが、まずもって生身の人間は合理的な経済行動なんてしない。意味もなく無駄遣いをしたり、無駄に貯金したりするランダムな生き物である。

そういう私も職場では闘う哲学者である。職場の不条理に真っ向から切り込んでいる。これがたまらなく楽しい。孤立する恐怖の中で自分を貫くのは快感だ。別に私はいつ孤立してもいいと思っているので何も怖くはない。おかしなことはおかしいと言いたい。もちろん、正しいこと、おかしくないこと、正当なことに対してははっきりと認め正当に評価したい。

東洋大学は逆にイメージが下がってしまった。学生の行動に寛容な態度を示せばもっと株が上がったのに。残念だわ。