人生とは旅である

日々の体験を通して考えることを大切にしていきます。

なんだか哀れな気分

路上のレディーボーイを見ているとなんだか哀しげな気分になる。

なぜなら彼らは客引きに必死な割にもてないからだ。

確かにレディーボーイの需要は低い。

レディーボーイが好きな男、レディーボーイでもギリギリオッケーな男って割合的にかなり少ないと思う。

全ての男性の中で数パーセント程度だろうか?

だから自然と彼らも必死になる。敵は同業他者であるノーマルでストレートな女性。

レディーボーイはもともと男だから性格的にかなりイケイケな感じで攻めてくる。

もとは獰猛なハンター達である。

かなり必死に声をかけてくる、

しかも女性っぽさを全快に出して甘い声で。それがまたなんとも気色悪く感じて余計に気持ち悪くなり逃げたくなる。

彼らに

I know you(アイノウユー)

などと甘く囁かれたとしたら即座に

who are you?(フーアーユー)

とシャウトしてしまうだろう。

ハリウッド映画のサスペンススリラーなどでよく使われるこのセリフが、一番ピッタリくる。

人は自分を見ず知らずの他人に知られるのが怖い。

特にストリートのレディーボーイに

あなたを知ってるよ

などと言われたら怖くて震え上がって全力で逃げたくなる。

なんであんなに派手に自分をアピールしたがるのだろう?

あまり女っぽい仕草を強調すると逆効果だ。

なんか薄気味悪くなるのだ。