今日はアンジェレスのクラークショッピングモールにある映画館で「ドクター・ドリトル」を観てきました。
イェーッ‼️
実は海外で映画を観るのはこれが初めて。
今まで海外のショッピングモールにある映画館を全てスルーしてきました。
どうせ現地語も英語もわからないし、時間もないし、現地の映画館のシステムもよくわからないからです。
しかし、今日は特に何の予定もなかったんで映画を観ることにしました。
表示の通り190ペソです。日本円で約400円です。
やはりフィリピンは安いですな。日本だと成人は割引きなしで1900円くらいですからね。
映画館はこんな感じ。
普通に綺麗です。
開始時刻より5分くらい遅れて入ったのですが、普通に本編が始まっていてビビりました。
日本のtohoシネマなら確実に10分は広告と注意喚起の時間ですからね。
ちなみにドクタードリトルは私の地元の映画館、toho新宿共にtohoシネマでは現在上映されていません。
ハリウッド映画好きな私からしたら誠に腹立たしい話です。
見たくもない邦画ばかり流しやがって。
私は邦画が大嫌いなんです。全く観ませんし、観る気もない。
邦画一辺倒の日本の映画館に活を入れてやりたい気分です。ちなみに最近流行りの日本礼賛番組も大っキライですけどね。
日本は好きですが、それを自慢しようとする魂胆があざとい。
海外に出て見ればわかりますが別に外国人は日本のことなど特に何とも思ってない。
そこそこ金持ちで先進国でアニメが凄くてトヨタ、ホンダなどの車やソニー、シャープなどの電化製品がまずまずいいくらいのイメージでしょう。
逆に味の素とかはみんな知ってたりする。味の素は凄い会社です。
てなわけで館内に入ると中はめちゃくちゃ綺麗で、広く、席幅も広くてゆったりしていてめっちゃ快適でした。
映画自体は字幕一切なしで英語がほとんど聞き取れず内容的にはあまりわかりませんでしたが、ファンタジー映画なので映像だけで普通に楽しめました。
しかし、フィリピン人の英語力は凄い。字幕なしでストーリーを理解できるのはかなり上級です。
現地の映画館には吹き替え版のタガログ語か字幕なしの英語版しかありませんでした。
日本に字幕なしのハリウッド映画を上映している映画館はあるでしょうか?
これがフィリピン人と日本人の英語力の差です。
もちろんテクノロジー的には日本がはるかに上なのは言うまでもないですが。
人間の能力を測る指標はテクノロジーだけでないことは周知の通り。だからこそ私は日本礼賛番組が嫌いなわけであります。
同じく大嫌いな安倍みたいになりましたけど。
さて、映画が終わって笑えたというかカルチャーの違いを感じたのは映画本編終了と同時に映画館の係員が客席後方のライトを点けたことです。
これは確実に日本にない文化です。
日本の映画館の場合、映画終了後しばらくは館内を暗く保ち客に余韻を残す計らいをします。
しかしここは違う。暗いまま余韻に浸らせません。
これはある意味合理的でいいと思いました。
自分は映画の本編終了と同時にすぐ館内を出たいタイプなんで。
クラークショッピングモールを出ると写真のような光景が広がっています。
裸足で物乞いをする子供。
路上暮らしをしている貧しい一家。
これがフィリピンの現実。