フィリピンの道路は特にマニラをはじめとして慢性的に大混雑している。
横断歩道がなかったり、信号がなかったりしてなかなか道を渡れないことも多い。
しかし、今回の旅で確信したことがある。
それはどんなに車が途切れずに来ていても遠慮なく渡ることだ。
そうすると車の側が勝手に止まってくれる。
当たり前のことだが、それに気付いた。
車の運転手は馬鹿じゃない。
外国人を一人轢くことのリスクはとてつもなくでかいのだ。
だからこちらが考えているよりも実ははるかに慎重に運転しているのだ。
一見乱暴で荒っぽい運転をしているようで実は歩行者の動きをよく見ているから近くまでは突っ込んでくるが必ず直前で減速してくれる。
その法則に気付いたので自分は道路を渡る時に無駄な躊躇はやめた。
これは事実だ。逆にビクビクしている方が危険だと思う。
相手にこちらの動きを予測させること。これが大事。