日本人って結構みんな日本が好きで国内旅行ばかりして海外に出ない人が多い。
そして海外に出ても危険なところは避けて安全な場所を選んでいることが多い。
ある日本人の旅人が旅先で言っていて印象的で共感したのは日本人はドメスティックだということ。
日本人は日本国内で安心したがる。
さて、まあそれは置いといて日本の治安は普通に良い。
これはまあ間違いないでしょう。
治安があまり良くないと言われる新宿の歌舞伎町や大阪のあいりん地区でもまあたいして悪くはない。
これはタイのバンコクやベトナムのホーチミンでも同じ。
バンコクもホーチミンも基本的に治安は良い。
昼夜問わず一人歩きをした肌感覚として東京もバンコクもホーチミンも同じくらい安心して歩ける。
しかし、フィリピンはマニラのエルミタ、マラテ地区を夜間一人歩きをしたことがある読者はいったいどのくらいいるだろうか?
治安というのは肌感覚で感じるものだ。
基本的に他人からの見聞で知識としてわかる類のものではない。
日本からあまり出ない人がいたとして治安が悪いということが肌感覚としてよくわからない人がいたら是非ともフィリピン、マニラのエルミタ、マラテ地区を夜間一人で歩いてみてほしいのである。
その時に初めてあなたは治安が悪いってこういうことなんだなと実感できるはずである。
日本にいるとなかなか治安の悪さというものを肌感覚で実感することはできないし、タイのバンコクやらベトナムのハノイやホーチミンやらに行っても同じである。
マニラのエルミタに行って真夜中に一人で歩いてみれば私が言っていることが身に染みてよくわかるはずだ。
だからこそ行く価値はかなりある。
もちろん世界レベルで見ればマニラよりも危険な都市はたくさんあると思う。
しかし、日本から比較的近い場所ならダントツでマニラだ。
ちなみにサンフランシスコのテンダーロイン地区もめちゃくちゃ怖かった。
ユニオンスクエアという観光客がたくさんいる地区から歩いてすぐなのに一気に雰囲気が一変しめちゃくちゃヤバイ空気だった。
アメリカはニューヨーク、シカゴ、ミルウォーキー、ラスベガス、ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコと行ったけど、私が行った中ではダントツでサンフランシスコのテンダーロイン地区が怖かった。
サンフランシスコのテンダーロイン地区を知らない人はググってみてください。
テンダーロインの名前の由来から知ることができます。
治安の状況含めて世界と言うものは現地で自分の肌感覚で知るものであってインターネットの情報から何となく知るものでないことだけはここで断言したい。
インターネット情報なんて言わばクソである。
百聞は一見に如かず。
全ては体験して初めてわかる。
あなたが働いている職場やあなたがしている仕事を誰かがインターネット情報をもとに語ったとしてそれが説得力を持つのか?
ということなのです。