燃えさかる広大な森林火災に一人で消防車を運転してやってきて一本のホースで水を浴びせかけ続けて鎮火させようと必死に頑張っているけど全然火が消えない虚しさともどかしさを感じながらブログを書く今日この頃です。
さて、人間は好きなことしかできないのではないか?と思う今日この頃です。
特に人間はメリットを感じることしかできないと心から思う。
我々が家族を大事にするのは家族が多大なメリットを与えてくれるから。
家族はほかの人達とくらべて距離が近い分色々な摩擦や軋轢やイライラや不安や不幸をもたらしてくるのは事実ですが、それよりも家族を組むことによって我々が生き延びる確率があがるというメリットが大きいことを本能的に知っているからこそそれを維持しようとするのですね。
職場の人と関わるのもそれが金銭というメリットを得られるからです。
職場から1円もお金がもらえないのであれば、誰も職場の人達と関わろうとしないでしょう。別に基本的にどうだっていい人達だからです。
職場で同僚や上司に気を遣い、仲の良さそうなふりをするのもお金のためです。
そして、誰かと付き合ったり、結婚したりするのもメリットがあるからです。
たとえ相手が自分の好みのタイプでなかったとしてもその人が金銭的に物質的にメリットがあればその人と一緒にいることを選ぶ人もいます。
逆にその人から金銭的に物質的にメリットが得られなくても精神的に豊かさや楽しさや満足感などの幸福感を得られるのであれば一緒になる理由は十分にあるでしょう。
ってことは、人間の人生は基本的にメリットを求めて好きなことをしているだけということになりますね。
私も今の職場が比較的好きですがそれは毎月の決められた給料と生活の安定を得られるからです。
それが急になくなればやはり不安になる。
それは不幸だと思います。
人間って本能的に損得勘定を持っている。そして、損になることをわざわざする人はあまりいない。
やはり、得することをしようとする生き物です。
だから好きなことをしなさいと世間からくるメッセージも別に気にしなくてよい。
基本的に人間は好きなことしかできないのだと思う。
みんな自然と好きなことをやっているのだと思う。
好きなことなどわからなくて今のことを続けている人もまたそれはそれでメリットがあるから続けているのだろうと思う。
メリットが全くないのであればそれは全く続ける意味がないのだから自然とやめるだろう。
つまり、人間は基本的に好きなことしかできないのである。