今日はPV数がいつもの倍以上ある。何かのきっかけで訪問者数が多いのか?それとも誰かが私の記事をたくさん読んでいるのか?
最近、私は『マッチ売りの少女』か『フランダースの犬』にでもなった気分である。
職場のマスク教徒の弾圧がとても激しい。
それを私はことごとく完全無視しているのだ。
何かを誰かに押し付ける時の気持ちを想像してみるととてもよくわかるのだが、単純に不安なのである。
自分と一緒の行動を取っていない人を見ると不安になるのだ。自分の行動が間違っているのかもしれないと落ち着かなくなるのである。
これが世間の同調圧力である。私はその手には乗らないよって話だ。
過去の新型コロナの罹患者数を調べていたのだが、1月24日時点で中国の感染者数が830人。ちょうどこの頃から武漢における新型コロナのニュースがしきりに報道されるようになり、日本からの善意によるマスク送付などが始まった。
1月25日には日本の企業からマスク100万枚が四川経由で中国に寄付されたとネット記事にもある。
そしてちょうど同じ時期から飛ぶ鳥落とす勢いで感染者数が伸び続け今や中国の感染者数だけで8万人以上。
100倍以上になってしまった。
普通に考えてあり得ない増え方である。
マスクが普及していくのと歩みを同じくして患者が激増していることをどう考えるか?ということだ。
なぜ感染予防効果があるはずなのに患者がこの1ヶ月半で100倍以上も増えているのか?
つまり、間違っているということなのだ。数字が指し示している。
断じてマスクがこの程度の数字に抑えているのではない。もうそんなこととても言えないくらいに感染者数が増え続けているのだ。
マスクについたウイルスを触ったり、飛沫から出るウイルスを吸い込んだりして感染している人が非常に多いと考えるべきなのである。
でなければ、なぜ武漢市民は100パーセントマスクをしているのにこんなに感染者が増え続けているのか?
日本の報道は非常に一面的かつ悪質であって、○○が感染しました。その人はマスクを着けていませんでした・・というようにマスクを着けていなかった場合のみわざとそういう煽り報道をする。
ところが、実際にはマスクを着けていたのに感染した人がその数十倍も数百倍も多い。
そこは完全無視なのである。
さて、私はこんな風に世間の流れに反することばかり書いているのだが実のところ世間に沿った意見を言ったり、書いたりすることなど誰よりもたやすくできるのである。
やれ、危険だからクルーズ船の乗客はまだ外に出すな。対応は慎重にやるべきだとか。
感染の疑いがある人は隔離すべきだとか。
感染リスクが高いイベントは中止せよ。
外出時はマスクをして予防せよ。
とか、そんなことを言うのはもう誰よりも何よりも簡単にできるのである。
世間の流れに沿ったことを言うくらいなら何の勇気もいらないし、多くの人が同調し、賞賛してくれるであろう。
しかし、往々にしてそういう内容は間違っていたり、腰抜けだったりすることが多い。
何も考える必要がないからである。とにかく世間がそういうのだから、マスコミがそういうのだからそういえばいいだけなのだ。
こんなことはAIにでも言わせておけばいいのではなかろうか?
AIとは違って血の通った人間だからこそ、弱者にも配慮したり、気持ちを考えてあげたり、自分以外の考えの人を想像したりすることができる。
どうしても外が怖い人は家に引きこもる選択を取ればいいのだ。
それをせずに、お前ら危険だから船の中から出るなとか、お前らにうつされるのが怖いからマスクをしろとか、イベントに人が集まるのは危険だからやめろとかいうのは自分のことしか考えられないめちゃくちゃくわがままな態度である。
そして、そういうことすら想像できない輩はやはり一言で言うと頭が悪いのである。
東日本大震災であれだけ絆と言い合って助け合う姿を見せたのは嘘だったのか?
つまり、嘘だったのである。
自分に害がないからできただけの話であって、自分に害が及びうることに関しては徹底的に無視を決め込むのが日本国民の本性である。
それは今の状況を見れば明らかだ。誰もリスクを取らない。これほどマスクに効果がないのが証明されてもまだ大本営発表のように信じ続けて求め続ける。
私はクルーズ船の人達があまりに可哀そうなので一刻も早く解放してあげたい。
それにより感染を恐れる人は好きなだけ家に引きこもっていればいい。
クルーズ船の人達は船内に長い間隔離されて苦しいのだから解放してあげて、その代わり自分が家にいればいいのだ。惨めさも少しはわかるであろう。
結局のところ自分は自由でありたい、そのために他者は犠牲になってもいいという自己中心主義がこうした世論を作っているのは確実である。
人間は有事に本性を現すものだ。有事だから慎重にやれというのは赤子の手をひねるより簡単なことだ。
そんなことは当たり前以下の小学生でもわかることだ。有事だからこそバランスを考えて大胆にリスクを取れる人が必要なのだ。