ネットのニュースを見ていたら、アフリカのスーダンで女性器切除の通過儀礼に対して刑事罰が課されるようになったそうだ。
っていうかこの2020年になんというおぞましいことをしているのだ。
今までこんなことを国が黙認してたなんて信じられない話である。
女性器切除の儀式は通常7歳くらいになると行われるらしい。
女性が性器を使って快感を感じないように陰唇からクリトリスまでを切り取られるそうだ。
しかも、いわゆる免許を持った医師が麻酔を使ってやってくれるわけではもちろんなく、逃げ回るのをとっ捕まえられて取り押さえられて激痛に泣き叫びながら切り取られるのだ。
激痛に失神したり、出血多量で死ぬ女性もいるらしい。
普通に信じられないが本当にこんなことがアフリカではいまだに行われているなんて。
スーダンに生まれなくて良かったああ!!日本サイコー!って叫びたくなる。
もちろん、女性器切除を受けた後も死ぬまで一生ことあるごとに痛みが続く。
そして、恐ろしいことにこんなひどいことが綿々と受け継がれていく。
日本の自粛警察みたいなもんで、
私も受けたんだからあんたも受けなさい。痛みに耐えて大人の女にっていくのよ
とでも言うのだろうか。
自分も我慢してきたからあなたも我慢しなさいというわけのわからん理論が一番怖い。
これはコロナ禍の日本や世界に蔓延している価値観である。価値観というか人間の自然な反応である。
人間は自分がストレスや苦痛を受けると自分だけ損をしている気分になり、他の人にも味わせたくなる生き物なのだ。
だからこそ、過度な自粛を強いたり、自粛を強制する圧力をかける輩が出るのだ。
世界旅行をした人によるとスーダン人はとても親切だとよく聞くけどスーダンに生まれるのは勘弁だ。
痛みはなるべく感じたくない。
痛みをできるだけ感じない人生こそが最も人間らしい上級な人生なのだ。